学校って、必要なの?
174254 算数脳を育てるには?
 
岩井裕介 ( 36 再開発プランナー ) 08/04/16 PM06 【印刷用へ
週刊ダイヤモンド2008/04/05に興味深い記事があったので紹介します。

高濱正伸氏によれば、今の子どもは自然の中で五感をフルに働かせて遊ぶ体験が絶対的に不足→それが考える力の低下につながっているという。
その象徴が算数・数学。高校生や予備校生に数学を同じように教えても、伸びる生徒といつまでたってもできない生徒がいる。特に図形のイメージ力に顕著な差が出る。その差をさかのぼると、もっと年齢の低い段階、小学校の中〜高学年で得手不得手の分かれ目が出ているそうだ。

【算数脳】
 ┃
 ┣●『見える力』(イメージ力)
 ┃ ├・空間認識力:
 ┃ │  視点を移動させて立体を違う角度から見る力
 ┃ ├・試行錯誤力:
 ┃ │  問題文から解決の糸口を探るために、図や表をつくったり
 ┃ │  いろいろと試しながら頭をハイスピードで回転させる力
 ┃ ├・図形センス:
 ┃ │  補助線がすぐに思い浮かぶ力
 ┃ └・発見力:
 ┃    視点を変えたり、新しい発想を取り入れたりしながら、
 ┃    習ったことのない問題でも自分で解決法を見出そうとする力
 ┃
 ┗●『詰める力』
   ├・論理的に物事を考える力
   ├・何が問われているかを受け止める力
   └・最後まで諦めずにやり遂げる力

算数に必要な能力は上図のように分解できるが、「見える力」(イメージ力)は全て外遊びの体験量で決まる、また「詰める力」はコミュニケーションの中で育つという。

--
勉強(学習)というものは、単に、頭に観念を教え込むだけではダメで、常に、本能回路、共認回路との結びつき(有機的なネットワーク)を強化するかたちでなければ、本当の意味で力はつかないということだろう。これは算数・数学に限らず、言語能力や追求力も同じである。

そのためには、対象(自然、事物・事象、相手、仲間etc)への同化体験がカギになる。

文科省では学習指導要領の改訂が決まったが、そんなことより、自然体験や農業を取り入れたほうが、有用なのではないか?
 
 
  この記事は 174135 に対する返信です。
 この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_174254

 この記事に対する返信とトラックバック
309327 算数が得意な子の脳は、どこが違うのか?@〜問題を解く回路の有無とその太さ〜 今村恵 15/11/12 PM10
305343 算数が伸びない子どもの共通点とは!?「外遊び」こそが算数の最高の教材! 天野 弘 15/06/27 PM01
数学(算数)って、何のために勉強するの? 「にっと」 09/03/15 PM07
2009年自然体験学習教室 いよいよ始動! 「類塾★自然体験学習教室の広場★」 09/02/04 PM11
2009年自然体験学習教室 いよいよ始動! 「類塾★自然体験学習教室の広場★」 09/02/04 PM11
175475 算数・数学が苦手になった子どもたちに 匿名希望 08/04/30 PM06
175297 数学を面白く理解するには 泣華酒 08/04/27 PM05
175044 算数・数学を身に付けるには、「役に立つ」イメージが必要? 藤岡聖子 08/04/25 PM06

  [戻る]  


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、43年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp