アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
150763 アメリカへのマネー還流の仕組み:「帝国循環」
 
南風小僧☆ ( 天然おやじ ) 07/05/02 PM06 【印刷用へ
(だれが名づけたか知らないが)帝国循環とは、ドルが基軸通貨であることにより、各国はドルを貿易決済に使うとともに、貿易黒字で儲けたドルを持っているだけでは増えないので、アメリカ国債や株に投資する。結果的にアメリカ帝国にマネーが還流していくしくみ。

本来は、アメリカの貿易収支は莫大な赤字が累積しているのでそれだけドルが海外に流出し、ドルが暴落するはずが、上記のように還流していく仕組みがあるためドルの価値は維持されている。
アメリカに還流したその資金は、アメリカの投資家によって、海外企業の買収や株投資などに投資される(戦略的なバブル化・投機を含む)。その利益も再びアメリカ(投資家の手元)に還流していく。

この構造から、逆に言えるのは日本を始めとする東アジア諸国からの資金循環がとまれば、アメリカはいきなり借金でどうにも首が回らない貧乏国になることだ。世界中を荒らしまくっている投機資金も動きが止まるだろう。

だからアメリカの支配勢力は、基軸通貨ドルを維持するため血なまこになっている。ユーロというライバルの出現もあって彼らは支えるのに必死だ。
(日本の統合階級たちは、先の見通しもなくアメリカに追従して、この構造を支えている。上記のような構造を逆手にとって、世界や日本の真の安定のために戦略的に行動することが求められているのではないだろうか?“帝国循環”とかいっても支えているのは、こちらなのだ。)

 
 
  この記事は 150760 に対する返信です。
 この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_150763

 この記事に対する返信とトラックバック
152115 外資による企業買収を可能にしたのは、日米金利差?その原因構造は? 中村英起 07/05/20 AM06
151699 アメリカ経済全体がエンロンと同じ様に崩壊する 猛獣王S 07/05/15 PM11
150887 休みもなく働いて…!! Silentservice 07/05/03 PM10

  [戻る]  


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
自我ではなく、共認こそ原点である
自我とは?(フロイトとラカン)
個人主義<=>全体主義 と、利己主義<=>利他主義
現実否定の自己欺瞞
社会運動の自己欺瞞
市民という言葉の欺瞞
自然法、基本的人権とは何か−1
自然法、基本的人権とは何か−2
自然法、基本的人権とは何か−3
前夜の意識状況3 無用となった感応観念(価値観念や規範観念)
構造認識の現況1 否定意識や自我観念から脱却できない近代人=現代人
構造認識の現況2 特権知識階級の商売道具と化した「構造認識」
構造認識の現況3 既成観念の全的否定
観念パラダイムの逆転1 現実捨象の倒錯観念から、観念捨象の現実直視へ
観念パラダイムの逆転2 現実否定の倒錯思考
観念パラダイムの逆転3 現実とは、人々の意識である
「現実=自分自身」は事実認識(構造論)の核心部
新たなグランドセオリーとしての実現論1−グランドセオリーとは何か
新たなグランドセオリーとしての実現論2−傍観者、あるいは引きこもりとしてのアカデミズム
近代思想は宗教と同根
新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代
若者が実感できる『旧観念』
「何でだろう?」を封印してきた価値観念
同化に不可能視はいらない
相手の感情を前提にしたら『権利』など崩壊する

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp