子育てをどうする?
150032 親の私権意識を子育てに利用すると・・・
 
蝦夷穴 ( 29 ) 07/04/22 PM02 【印刷用へ
>富士通やソニーに限らず、かって磐石を誇った優良企業がアメリカ型マネジメントの不用意な導入によって組織統合がガタガタになってしまっている事例は増えている。間違った架空の理論(主要には外発的動機付け→序列や私権収束の活用)を基にしているため、結果が出ないことは明らか(=現実を破壊する)。<141451
 
 とのことから、成果主義が役に立たないのは証明されてきた。しかし、未だそこで、成功報酬を得たまたはそのような世界にどっぷりつかっている親がテストの点数が5点上がればお小遣いが500円上がる。5点下がれば500円下がるといった感じで子育てに応用して導入している事例があった。

 子供は、必死になって勉強して点数を取ろうとする。それで毎回の結果にドキドキしている。一見、毎回の勉強、テストに対して圧力がかかり真面目にとりくんでいるように見える。

 しかし、このような状態が続くとどこか違和感がある行動を取る。テストの上位者が発表されて、子ども達はお互い「名前が載ったー」
とか「順位が上がったー」とか「お前すげーな」という感じで素直に評価しあったり喜んでいたりする。が、その子は、成績の順番が上がったにも関わらず、冴えない顔をしている。むしろ成績が大きく下がった子供の顔をしている。何故か?順位は上がっても、テストの点数が大きく下がったからである。一言「来月のお小遣い下がるわ」。

 自分の評価しか見えていない!周りのことを見えていない。共認充足とは反対のベクトルを向いている。親からの私権圧力が勉強の活力源になっている。でも休み時間とかの様子をみるとみんなと楽しくしゃべっている。活き活きしている。

 親はこのような頭(観念)と心(共認)が完全にずれてしまっている状態の子供を捉えることができないし、一定成績を取れるからまともな方針として捉えている。

 間もなく親も今の方針の限界に気付くと思うが、その時は遅いと思う。早く、同世代の仲間空間に出て「期待応望、外圧→課題→役割→評価共認」の成功体験を積んで共認充足を体感して、頭と心のズレを修正することが急務である。
 
 
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150637 『没後15年尾崎はどこへ 消えた反抗心』〜世代間の大きなギャップから感じるもの 猛獣王S 07/04/30 PM02

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