精霊回路を獲得した後の最大の共認充足がチャネリングセックスにあり、それは集団全員の定例行事のようになっていたのは事実だと思います。しかし、極限的な自然外圧に晒され右も左も超未明課題ばかりという状況は不変です。もし密猟生産時代に全員婚が成立していたとすると、後に狩猟生産の段階(=外圧低下)に入ってから、逆に勇士婚に転換するというのは論理矛盾です。
では、極限時代のチャネリングセックスと婚姻制度の関係はどうなっていたのか?。
おそらく、生殖としての(=強い子孫を残すための)性は、基本的にボスの役割(≒義務?)として皆に認められていたのではないかと思われます。チャネリングセックスの充足度の方が肉体セックスの充足度よりも大きいとすれば、なおさらその可能性が高く、肉体交接を一定制限しているポリネシアンセックスなどは、それに近い形態だという報告もあります。
具体的には、まずボスを中心とした全員の間でチャネリングセックスが始まり、女たちは輪番制か欲情度の高さでボスとの肉体的交わりのその日の相手が決定される・・・、他の女たちはそのセックスを周辺で見守りながらチャネリング回路によってより一層エクスタシーを高める・・・、さらにそれを見つめる周辺の男たちにもチャネリングが伝播して集団全体が充足感に包まれていく・・・、こんな状態だったのではないかと私は想像しています。
その中で肉体交接に及ぶボス以外の男がいたことを100%否定することはできませんが、仮にそうなっていたとしても、ボス以外の男たちにも歴然とした評価ヒエラルキーが確立していたはずです。だとすれば、女たちの強者依存収束の原理に基づいて、まずは上位の男と女たちの間で肉体交接が始まるという手順を踏むはずで、いきなり全員婚にはやはりならないと思います。
以上、極限時代後期の婚姻制は、チャネリングセックスを行いつつも、婚姻制度としては、ボス集中婚ないしは精々上位集中婚だったと考える方が自然なのではないでしょうか。
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