政治:右傾化の潮流
130556 アメリカ・CIAが育てた大物右翼と自民党右派
 
南風小僧☆ ( tennenoyaji ) 06/09/11 AM01 【印刷用へ
小泉→安部が演出する右潮流(イラク侵略支持、靖国・反中、憲法改正論・・・)、それに乗っかる人々の意識潮流。
しかし、右とはいいながらアメリカべったり。

こんな“右”が本物か?と憂慮している人も多いと思う。そこで戦後小泉・安部に繋がる自民党右派と右翼のルーツを下記の本より調べてみた。

著者は、アメリカの公開文書を追い、ある時は関係者を追い丹念に事実を追ったものだ。驚くべき内容だ。

「秘密のファイル」〜CIAの対日工作〜 春名幹男著
より抜粋引用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●日本の黒い霧:A級戦犯免罪の系譜
・敗戦から3年後の1948年の年の瀬、東条英機ら7人のA級戦犯が絞首刑に処せられた。それとは全く対照的に翌日には、A級戦犯容疑者の19人が巣鴨プリズンから釈放された。

・釈放されたA級戦犯容疑者のなかには、岸信介ら元閣僚、官僚、財界人、軍人の他、笹川良一や児玉誉士夫ら超国家主義団体の指導者たちもいた。
・アメリカはなぜ、これらの重要人物を戦犯として訴追せず、釈放したのか。
・アメリカの真の意図は、・・・・戦争責任は東条英機らに負わせた。その裏で、児玉、笹川らを釈放し、情報活動に利用する。そんなアメリカ情報当局の裏工作の痕跡が、児玉ファイルにも残されている。

・児玉は戦前、中国大陸で、日本軍・政府のために「児玉機関」を設立して、秘密工作に従事した。戦後日米間の舞台裏で動いた児玉や笹川は、政界にも強い影響力を維持した。二人は、「戦後最大の黒幕」「政界のフィクサー」「大物右翼」などと呼ばれた。

・児玉の穏前たる力の根源は、上海から持ち帰った資金、貴金属にもあったことは歴史的事実である。(現在の価値では兆の単位になるのではないか。)

・アメリカはかって、児玉の「超国家主義」を問題にしたのに、今や「反共主義」と「高度な情報へのアクセスを持っている」ことをプラスととらえるようになった。


●岸にCIAが資金援助、佐藤栄三は支援要求
・マッカーサー2世大使の秘密電報:「次の日本の総選挙の結果に米国の死活的な利益がかかっている。向こう数ヶ月間、岸がさらに成果を上げられるよう、慎重に助けるために適宜なんでもできることをする。」

・自民党の選挙資金として、岸信介(当時首相)にCIAが現金を渡し、支援した。(CIA元幹部)

・マッカーサー2世大使の秘密電報:
「岸の弟、佐藤栄作が共産主義との戦いのための財政支援として、我々から金をたかろうとした。彼は昨年も同じアイデアを提案した。・・・・」

●右翼にCIA資金
・安保騒動では、随所で安保賛成の右翼の活動が見られた。
・これらのグループは、「岸の巣鴨時代からの友人で右翼の大物、児玉誉士夫が全国から集めた暴力団員だった。」
・右翼や体育会系学生らを動員する資金はCIAが調達したと言われる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自民党の右派といわれる岸・佐藤・・・(→小泉・安部一派)は、実はそのルーツからして、アメリカ・CIAに育てられ、資金援助まで受けやっと選挙に勝っていた連中だった。そしてアメリカの意向で側面支援する大物右翼。

これらの勢力が、愛国心を口にする権利は全くない。むしろ自らの身分を守るために、アメリカの力を利用し見返りに売国する勢力であると断定できる。愛国心は隠れ蓑だ。

 
 
  この記事は 130503 に対する返信です。
 この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_130556

 この記事に対する返信とトラックバック
金貸し支配、とりわけディビッド・ロックフェラーによる自民党支配 「日本を守るのに右も左もない」 09/06/02 AM10
148872 属米の黒幕を結集させ中曽根政権成立 → プラザ合意と政界・マスコミ支配を遂行 南風小僧☆ 07/04/07 PM05

  [戻る]  


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、42年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp