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サル社会を解明しよう
353756 オランウータンの特殊性(性・親和系)
 
匿名希望 20/02/15 AM00 【印刷用へ
人類の祖先と考えられるオランウータン。

人類に近しいと思う身体的特徴が多いが、共認機能上の類似点・相違点について、気になる点がいくつかある。

単なる学説ではなく観察結果なので、事実の追求においては非常に参考になるため、いくつかの特徴を挙げておく。

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※以下、サル学の現在(著:立花隆)より要約紹介。

●授乳中も交尾を行う
(サルも含めた哺乳類は、基本的に授乳中は発情→交尾はしないが)生まれて2カ月にもならない赤ん坊を持つ母親が交尾しているところを観察したこともある。

●交尾の前に親密関係を築く
ふだんはオスとメスでもお互いによそよそしい関係にあるのに、交尾するようになるには、その前段階で、二匹で連れ立って仲良く行動する、というのがある。あるオスとメスが連れ立って移動していたとき、川に差し掛かった。そのとき、腕を怪我していた一方を心配して、もう一匹が迎えに戻ってきたことがある。こういう心遣いは、日常の生活では絶対にない。

●サルの中では例外的に濃厚な交尾
ニホンザルにしてもチンパンジーにしても、1回1回の交尾はアッという間に終わるが、オランウータンの場合は、短くても数分以上、長いと30分くらいしている。激しいときは20分続けて、ちょっと休んでまた10分ということもあった。サルには珍しく、対面位も多い。二匹とも、どこがお互いの頭でどこが足なのかわからないくらいアクロバティックに抱き合って、オスがしっかりトラストして、メスがまたそれに応じてすごくなまめかしい声をあげて鳴き続ける。本当に人間のセックスを見ているみたいにリアルでエロティック。
(ちなみに、性的動物として有名なピグミーチンパンジーも、オスメス同士は基本は後背位で、メス同士のホカホカが対面位。一方、ゴリラは、4種類くらいの体位が確認されており、仰向けに寝たメスの足の間にオスがかがみ込んで入る正常位もある)

●オランウータンは毛づくろいをしない
オランウータンというのは、他のほとんどのサルがする、毛づくろいというのを全くやらない。毛づくろいというのは、サルの世界では最もポピュラーな親密さの表現だが、それが全くない。母子のあいだでもない。
 
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