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共同体社会の実現
347556 集団の中で生きる、いなかの母の生き方「母業」を学ぶ。
 
山本紀克 ( 30 大阪 会社員 ) 19/07/12 PM07 【印刷用へ
インターンシップとして「いなか」の母の生き方を、「母業」として、女性がその母について、母業を学ぶという取組みがありました。

お母さんの仕事は職人技。子育て中のお母さんたちは、家事や子育て、農業や地域行事を兼務しながらも、春はお茶摘み、夏はお惣菜をつくって販売、秋は栗むき、冬はゆず取り等々、家事や学校行事の合間に1年中色々な働き方をする。

これらの活動は、常に一人で行うのではなく、集団の中での課題となっている。

「女性の社会進出」という言葉で、女性の働く環境の話題がよく取り上げられますが、なんとなく、男女平等参画という個人発かつ権利発で捉えがちになりますが、いま必要なのは、女性が集団回帰すること(脱核家族≒集団回帰⇒社会とつながる)。

いなかの母の生き様はまさにそれを体現しており、都市部でも参考にできるものがありそうだ。

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PROJECT INDEXより リンク

■家事・子育て・勤め仕事・地域活動など仕事する母のカバン持ちになる!

「いなか」の母は何でもやります。家事・子育てのみならず田畑も作り、子どもと一緒にウナギも捕る!働き方も季節や人手によって毎日違います。多様な「母業」が垣間見れる「いなか」で、働き方・生き方を学ぼう!


【お母さんの仕事は職人技!もはやそれは職業だ!】

「母業」とは、女性が子どもを産み、その後の人生で携わる家庭での仕事・勤め先での仕事など役割を担って取り組むすべてのことを、給料が出るでないに関わらず「仕事」ととらえ、そのことを職業に見立てて言った造語です。(女性が家庭の仕事をやるべき!とか、子どもを産んでも働くべき!など固定化した考え方を伝えたいための言葉ではありません。)

私たちが暮らす高知県高岡郡四万十町の十和地区は、人口約3000人の中山間地域です。最後の清流と言われた四万十川が流れ、その川のほとりに暮らしています。
そんな「いなか」での「お母さん」の仕事を見ていると、嫁に来たばかりの20代から大ベテランの70〜80代までが、朝から晩までイキイキと働き通しです。
20〜40代は子育てに、勤め仕事に、そして色んなことがひっくるめられている家事を効率的にこなし、60代でもまだまだ若手!と言われながら、郷土料理をつくらせればその技は職人としか言いようがない腕前。地域行事ではその腕前をふるい、日頃は農業に勤しむといった感じで、給料をもらえるわけじゃないけれど、たくさんの仕事をやっている方々ばかりです。

【母業インターンシップとは】

「いなか」のお母さん達は、子育てを大事にしたいと思う方が多く、それを優先させながらも地域・社会とのつながりをつくり農業や勤め仕事もやりたいと意欲を持った方が多くいます。
なので、子育て中のお母さんたちは、家事や子育て、農業や地域行事を兼務しながらも、限られた時間の中で勤め仕事を選んでいます。
そして、自ら仕事を組み合わせてつくったりして、キャリアプランを描き、昇任!昇格!と誰かが保証してくれるものもありませんが、自分と家族が楽しく穏やかに暮らしていけるよう、自分でキャリアをつくります。

春はお茶摘み、夏はお惣菜をつくって販売、秋は栗むき、冬はゆず取り等々、家事や学校行事の合間に1年中色々な働き方をします。1社で一生働くキャリアとは大違いですが、どんな仕事も年中こなしているという「すごいキャリア」です。これを「いなかバリキャリ」といいたい!
だからこそ、職人技のように何でもできるし、子ども達と遊ぶ時間や場所をつくれるのだと思います。

そんな「いなか」のお母さん達のようになりたい!と思っても、世の中では「母業」を仕事として捉えられてなかったり、どうやってお母さんになるのかも誰も教えてくれません。
自分のお母さんやおばあちゃんから学べる人はいいですが、それも難しい場合もあります。また、多様な「お母さん」に出会うことができれば、自らの母業キャリアの選択肢を増やすことができます。

そこでそんなお母さんの仕事を「母業」と名づけつつ職業と捉え、母業を体験することを通して、自らの働き方・生き方を考えられるようにするための研修プログラムとして「母業インターンシップ」をスタートします!
 
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