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企業を共同体化するには?
347549 感謝の気持ちのない人たち。
 
北口真穂 ( 24 大阪府 会社員 ) 19/07/12 PM01 【印刷用へ
感謝の気持ちがない人と共に働き続けるのは難しいですね。

自身の心にも刻んでおきたい記事をご紹介します。

植松努さんのブログから引用
リンク

僕の会社には、部と課と役職がありません。
僕の会社には、命令系統がありません。
僕は、日本中に蔓延する、ピラミッド構造がいやなのです。
 
なぜなら、ピラミッド構造は
(1)人間の思考力と主体性を奪う
(2)差別をうみだす
(3)人間性を奪う
(4)組織として脆弱
だと思っているからです。
 
僕の会社は、命令ではなく、「相談」と「お願い」と「感謝」で機能します。
その中で、最も重要なのは、「感謝」です。
 
「感謝」の気持ちがない人に、何を頼まれても、やりたくはならないでしょう。
だから、自然と、「相談」や「お願い」ではなく「強要」になってしまいます。
そうしたら、もっとやりたくなくなります。
 
「感謝」の気持ちがない人に、「強要」されて何かをしたとします。
でも、感謝がないから、あら探しをされたり、だめ出しをされたりします。
しかもそれを「教育」や「指導」だと言い出します。
「強要」をしておきながら、「感謝しろ」とまでいいだす事になります。
 
「感謝」の気持ちがない人は、ずっと一人ぼっちです。
だから、たいしたことができません。ひとりでできることしかできないからです。
だから、どんどん忙しくなって、働く時間が延びていきます。
それを、「感謝」の気持ちのない人は、「他の人間がサボっているからだ」
「他の人間が自分の命令に従わないからだ」と恨むようになります。
しかし、本当は、「感謝の気持ちがない」ことがスタート地点です。
 
僕は、忙しいから、人にお願いすることは多いです。
でも、まずは相談します。そして、できる人を教えてもらいます。
そしてお願いします。
無理を言って、その人の人生の時間をもらうのだから、そこには感謝が必要です。
その感謝は、うまく返せないことが多いと思っていますが、
でも、僕は感謝を忘れず、その人に何かを頼まれたときや、
その人が困っているときは、全力でなんとかしようと思います。
 
と同時に、僕が一番重要だと思っているのは、
自分のまわりの人達の能力を向上することです。
そのために、本当なら僕がやりたい仕事も、これから伸びるであろう人に任せます。
そして、その人がやってくれることで、失敗があっても、サポートします。
だから僕は、「僕がやってもつまんないこと」は、人にお願いしないようにしています。
本当は僕がやりたいけど、僕がどうしてもできないことや、
やってもらうことでその人が成長しそうなことをやってもらうようにしています。
だから僕は、だれかに掃除をおねがいしません。
除雪も、可能な限り僕が早起きして、手間のかかるところをやっておきます。
僕が一番大事にしているのは、仲間の人生の時間です。
会社の仲間の、人生の時間を、僕が楽するために奪うようなことはしてはならないと
思っています。
 
でも、きっと、いろんな会社に、「感謝」の気持ちがない人は、沢山いると思います。
そういう人が上司だと、大変だと思います。
雑用ばっかりやらされて、本来の仕事が滞ったら叱責され、
しかも、手柄は全部持って行かれます。
そういう人に負けないためには、
まずは、自分自身の能力を高めることが一番です。そこには人脈も含まれます。
 
次には、そういう人に頼まれた仕事は、最低限の労力でやるか、
あらかじめ、かなり余裕にある納期で引き受けるか、
納期を決められた場合には、間に合わせられないから引き受けない、のが大事です。
「恩」は、適正な価値で売るべきです。
「恩」を買いたたくような人間とは、取引すべきではないです。
 
いままでの日本では、「感謝」の気持ちがない人でも、
年功序列によって出世してしまうので、問題の影響範囲は広がっていました。
しかし、これからは、年功序列はなくなるから、すこしかいい方向に向かうと思います。
あとは、自分で勝手に先輩後輩の階級構造をつくらないことです。
嫌なことを頼まれたら、相手が先輩であっても、盲従する必要などまったくないです。
 
目上を敬え、というのは、若い人が、年齢が上の人は、自分よりは経験が多いだろうから、
その情報を大事に考えた方がいいよ、という教えであって、
年長者が、年若の相手に向かって、「俺を敬え!」「俺を大事にしろ!」などと
使うべき概念ではありません。
「俺を敬え!」なんて、どこの悪役だ。
 
残念ながら、日本では、部活動によって、歪んだ階級構造をたたき込まれてる人が多いです。
僕は、ラッキーなことに、部活をほとんど経験していませんから、
歪んだ階級構造の影響を受けにくいのだと思います。
 
人間に上下などありません。
なぜそれを忘れてしまうのか。
大事なのは、相談と、お願いと、感謝です。
僕は、感謝ができる人間を大切にします。
 
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