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社員の活力を引き上げるには?
345888 豊かになるほど不自由な人が増えるメカニズム
 
文太 ( 29 建築設計 ) 19/05/14 PM08 【印刷用へ
時間の無さの正体は『選択肢が多すぎる故のプレッシャー』で「もっといい選択はないか…」と探すことが時間と労力を奪い、最終的に選択の放棄を招く

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【不自由な人=完璧主義者】
不自由な人の性質を補足すると彼らはマキシマイザー(完璧主義者)傾向にあります。

簡単に言えば他人より良く見られたい、得したい、上に立ちたい欲求が肥大したせいでいつまでも完璧を追い求める心理です(90年代以降こういう人が激増中だそうな)

もちろん完璧なんてこの世のどこにもないので求めれば求めるだけ時間と労力が失われます。不自由な人も同様です。ようするに、あれこれ選択する時間が増えるほど僕らの時間は奪われていくんでござるよ。

【仕事の時間は減ったが、遊ぶ時間も減った現代人】
『いやいや!昔より仕事が複雑化して忙しくなってるんだ!だから自由な時間がないんだ!』と思う人もいそうなのでおもろいデータをご紹介。OECDが集計したデータによると日本人の平均労働時間は以下のように変化しています。

1970年代…年間2,200時間
2010年代…年間1,713時間
あれ?めっちゃ減ってる。

もちろん日本人だけでなくアメリカでもロシアでも、実働時間は昔より減ってます。んじゃあそれだけ自由になったの?というとその逆で、レジャーや趣味など、自分のやりたいことを楽しむ時間は減ってるそうな。

【どこいった…?自由な時間…!】
んじゃあ自由な時間はどこにいったのよ?というと、こんな感じなんですねー。

SNSのチェック
YouTubeで動画検索
Amazonで商品検索
適当にニュース検索
おい、スマホよ

まぁスマホが悪いというか、選択肢を手軽に吟味でき過ぎるわけですな。アメリカの求人企業がビジネスマンを対象に行った調査では、ビジネスマンの2/3は仕事中に1時間以上仕事と無関係な時間を過ごしてるそうな(SNSやYouTubeのチェックです)

【選択肢があるほど不自由になる】
つまり現代は比較対象が多すぎて(しかも簡単に検索できるので)一ミリでも得できる選択を追ってしまいやすいわけですねぇ。僕らは選択肢が増えることで自由になれると思ってるけど実は逆。選択肢が増えるほど不自由になっていたんやで…!

それもそのはず選択肢が増えても1日は24時間…!選択肢が増えれば増えるほど『時間内でできないこと』が増えるだけだったんですよ。

選択肢が増えることで→時間内に出来ないことが増える

【対策法】
ただ、社会問題化した現象はもれなく対策法も研究されています、例えば以下のような感じ。

マルチタスクをやめる
まずマルチタスク対策は必須です。あれこれ同時進行するのはやめて一つの時間は一つのことに集中しましょう。マルチタスクの害は以前もまとめてるので参考にどうぞ→マルチタスクのヤバ過ぎる害(ミス増える、時間なくなる、収入減る)

僕らは脳の片隅に「未消化」の予定があるだけでもプレッシャーで脳内マルチタスクになります。そんでそのプレッシャーで時間に追われる感覚が「忙しい」という不自由さの正体です。

なのでマルチタスクであれこれ同時進行はアウツ…!

そもそもやることを厳選して減らすのと、やる時は一つずつ終わらせるのがベストです。

ストレス対策をする
前述通りプレッシャーによるストレスは忙しい感覚の原因になるのでストレスケアも必須です。

例えばスタンフォード大学が行った実験では大自然の映像を見て癒された被験者の66%は忙しい感覚から解放され時間がゆっくりになったと感じるようになったそうな。定期的にストレス対策して日々のプレッシャーを解きほぐしてみてください。

【まとめ】
まとめますと、僕らは『時間に追われるプレッシャー』によって実際より時間がないように感じています。そしてスマホやネットでのマルチタスクがそれを助長してしまってるわけですな。

解決策は手間を減らしてマルチタスクを回避することと、定期的にストレスケアすることです。
 
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