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日本を守るのに、右も左もない
345579 日本の「自然の人口減」が海外で衝撃として伝えられている
 
蔵端敏博 19/05/02 PM08 【印刷用へ
今の日本で起きている人口減少は、人類史で例を見ない「自然の人口減」ということで、海外で相当大きな衝撃として伝えられているようです。

In Deep リンクより
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総務省は12日、昨年10月1日現在の人口推計を発表した。総人口は前年より約26万3千人減の1億2644万3千人で、8年連続の減少。減少率は0・21%となり、減少数、減少率ともに比較可能な1950年以来、過去最大となった。また70歳以上が総人口比で初めて2割を超えた。日本人だけで見ると、前年より約43万人減の1億2421万8千人。減少率は0・35%で、総人口同様に減少数、減少率ともに過去最大となった。一方で外国人は222万5千人(前年比約17万人増)。年々増える外国人が日本の総人口の減少を緩和している形だ。

日本でのこの件に関しての報道は淡々としたものですが、むしろ、海外で相当大きな衝撃として伝えられています。なぜなら、今の日本で起きている人口減少は、人類史で例を見ない、「自然の人口減」だからです。自然というのは、戦争や内戦、明らかな経済破綻、壊滅的な自然災害などによるものではないという意味です。

(中略)

人類史の中で、たとえ国家が壊滅していく中であっても、「先に自然の人口減があった」国家というものはおそらく存在せず、普通なら「国が衰退したから、人口が減っていく」というものであり、その理由が、戦争であろうと自然災害であろうと、まずは環境や体制が衰退・崩壊してから人口は減っていくものです。しかし、今の日本は、そういうことではなく、先んじて激しい人口減少が起きている。人類史からも、とても珍しい状況だと思います。

(中略)
早ければ、あと十数年ほどで、日本は、「毎年、100万人近くの人口が消滅していく時代になる」ことは避けられなくなっています。そもそも、今の時点で、1年間で 40万人以上の人口が消滅しているのですから、 1年間で 100万人減の時代もそんなに遠くないかもしれません。その十数年の時代の流れの中では、先ほどのファイナンシャルタイムズにも出てきた「高齢者しかいない市町村」は消えていき、現状で多くの農家の方々が高齢者だという中で、そのような食糧の生産性も消えていき、都市部でも人材不足により優秀な技術を持つ小さな企業が消えていき……つまり、いろいろなものがどんどん消えていく。
これからの日本を生きていく態度と価値観は、これまでとは異なったものが必要になる可能性も高く、たとえば、現時点で存在するセーフティネットが機能しなくなる可能性なども含めて、いろいろな方面から今後を考えることも悪くないと思います何しろ、あと十数年もすれば、日本は「毎年 100万人ほどの人口が消えていく」という、誰も経験したことのない状態に突入するのですから。
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