この記事の読者は累積1581人です。
 
素人による創造
342593 【書評】「どんな話でも1分で伝えることはできる」は本当なのか
 
志水満 ( 63 大阪 会社員 ) 19/01/18 PM05 【印刷用へ
mag2ニュースより以下引用です
リンク

こちらの思いをなんとか伝えようとしても、なかなかうまく伝わってくれない…。そんな悩みを解消してくれる一冊の本があります。その方法が実にわかりやすく綴られた話題の書を、無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』の編集長・柴田忠男さんがレビューしています。

著者はヤフー株式会社コーポレートエバンジェリスト Yahoo!アカデミア学長、グロービス経営大学院客員教授。この本は「伝える力」を世界で一番簡単に習得できることを目指しているという。ものすごくわかりやすい。そんな簡単なことでいいのか。30年若かったら、この手法を用いてバリバリ仕事できたのにな。

多くの人が誤解しているのは、「自分が伝えたいことを話せば、人は話を聞いてくれる」ということだ。わたしもそう思っていた。だが、著者は断言する。「人は、相手の話の80%は聞いていない。場合によっては90%くらいかもしれない。それが当然だと思って下さい」。自分の話を聞いて欲しいならまず「みんな人の話を聞いていない」ということからスタートせよという。そんな……。

「1分で話せるよう話を組立て、伝えよう」これが基本である。「1分でまとまらない話は、結局何時間かけて話しても伝わらない」。逆に言えば「どんな話でも『1分』で伝えることはできる」ということなのだ。5分で話すべきことも、30分かけて話すことも、1時間与えられた時でも、まずは「1分で話せるよう」話を組み立てよ。そんな……。その極意を教えてくれるのがこの本である。

話には結論と根拠がある。根拠は複数あることが多いので、三角形の底辺に並べる。頂点のほうに結論を置く。「1分で話す」の形はここにある。まず伝えたいことの骨組み、つまり結論と根拠を構築する。これができれば、驚くほどの説得力を増す伝え方ができる。型にはめて「ロジカルに」考える癖をつければ確実に説得力を増す話ができる。根拠(理由)は3つあったほうがいい。

ピラミッドがしっかりできていれば、その通りに人に話せばいい。「私の主張はこうです。理由は3点あって、1点目はこう、2点目はこう、3点目はこうです」という感じである。より簡単な言葉を使う。一般にカタカナ語や漢字より、ひらがなの日本の言葉のほうがわかりやすい傾向がある。言葉を削る。最終的には気合いと根性の世界だ。ひたすら「スッキリ、簡単」を目指し削りに削る。


中学生が理解できるレベルの言葉しか使わない。「自分の存在をかける」くらいの気合いで、聞き手に伝えなければならない。そうでないと、聞き手が動かないからだ。著者は孫正義にプレゼンしたときは、300回練習した。単に毎回、同じことを棒読みし、覚えようとしていたのではない。10回に1回は録音した。

聞きながら、ここがよくわからない、ここは言葉が飛んだといったことを振り返り、毎回、話す言葉を少しずつ改善していきながら、より説得力を増すために練習していたらいつのまにか300回になった。それだけ練習することで自信をもってプレゼンすることができた。その結果、相手が動いたと確信している。

かつて「DTPの伝道者」として(笑……ってる場合ではない)、ずいぶん講演をこなしてきたが、いま思うと若気の至りである。「自分の存在をかける」気概はなく、うけを狙った一方的な雑談であった。ああ恥ずかしい。「1分で話す」型がわかったから、今後の討論の場で活用できそうである。

引用終わり
 
  List
  この記事は 340906 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_342593
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献


『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp