この記事の読者は累積1083人です。
 
学校って、必要なの?
341422 親の云うままに大学行って、「ボーッと生きてんじゃねーよ!」
 
猪飼野 ( 60歳代 東京 営業 ) 18/12/06 PM10 【印刷用へ
政治家などの学歴詐称が、問題になっていたが、今度は大卒を伏せて高卒で就職していた市職員がクビになり話題に。

「高卒枠」で就職したこの人は63歳なので40年以上前なのにクビはかわいそうだとも思う。

この記事に、三流大卒生が今でも高卒の方が就職しやすいと、三流大学に行った事への後悔を語っている。

何も考えずに親の云うままに大学行って、
「ボーッと生きてんじゃねーよ!」と云う評価軸が現出してきた。

学歴ではなく、志、意欲、何かがしたくて追求していきてきたかが問われる時代になってきたのだ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

■大卒なのに高卒と偽ってた市職員がクビに。Fラン大卒から「俺も高卒と詐称したい」との声も…

リンク より

 神戸市は11月26日、「高校卒」までを受験資格とする市職員の採用試験を、大学卒業の経歴を伏せたまま受験していたとして、経済観光局の男性事務職員(63)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 大卒枠での試験では受からないと思っての行動だったのかは不明だが、せっかく得た大卒という肩書きをわざわざ高卒に変えるという行為は理解しがたいもの。この、まれに見る“逆詐称”が話題を集めている。

 だが、この職員を羨む声が挙がっている。首都圏にある偏差値35の、通称Fランク大学に括られる大学を卒業した山田一郎さん(26歳・仮名)は、「僕も高卒と詐称できたらどんなに楽だったか…」と話す。学歴がものをいう社会で、大学卒が高校卒を羨む。一体どういうことなのか。
Fラン大卒は「バカ」、高卒は「たくましい」と思われる?

 現在、都内の不動産会社に勤める山田さんはこう語る。

「高卒だと、なんだかたくましい感じがするじゃないですか。大学を出ずに18歳から社会に出ているあの感じが。あと、大学に行かなかった理由をいくらでもでっちあげられますよね。『大学に進学する意味が分からなかった』とかなんだかそれっぽいこと言われると、なんかちょっとかっこいい気がしますし、デキる奴っぽく感じませんか? Fラン大学卒業の最終学歴だと、『ああ、バカね』でおしまいですから」

 なんだか被害妄想のようにも感じるが…高卒を羨むぐらいなら、彼はなぜ大学に進学したのだろうか。

「周りの大人に言われたことが大きかったです。高校の先生や親とかに『まだまだ日本は学歴で決まるぞ。どんな大学でも卒業しちゃえばこっちのもんだ』と。確かに、高校時代の僕も大卒と高卒に給料の差があることは分かっていたので、当時はそれを信じてしまいました。でも、社会に出てはっきりしたのは偏差値の低い、そして名も無い大学を出ても足枷(あしかせ)にしかならないってことです。

 僕は今の会社が2つ目なのですが、転職活動のときも苦労しました。面接官に、『〇〇大学ですか…ええっと、どこにある大学ですか?』と95%の確率で聞かれ、一通り説明すると、『ああ〜…』と言われることがほとんど。もちろん、前職のことについての質問もされますけど、学歴の時点でなんとなく不採用は決まったようなもんです。
 結局、頭脳労働ではなく肉体労働とか、精神力の強い性格が求められるような仕事にしか就けないんですよ。これだったら、『高卒で18歳から働いてます』といったほうがウケがいいに決まってます」

 山田さんはこう言うが、筆者の知りあいでFラン大学を卒業した人は、ベンチャー企業で企画の職務に就いていたり、Webメディアのライターをしていたりと“頭脳労働”をしている人もいる。彼は転職活動時に味わった面接官の態度や、Fランクという名称に引け目を感じ、先述したように感じてしまっているのかもしれない。

 ちなみに、2018年春に卒業した人の就職率を見ると、大卒は98.0%、高卒は98.1%(就職希望者のうち就職した人の割合、厚生労働省、文部科学省しらべ)。求人の中身に違いはあるだろうが、「就職できるか」だけを考えると、高卒も大卒も大差はないようだ。


■Fラン大卒なら高卒の方がマシだと思う

 都内通信系企業の営業マンである井上信太郎さん(26歳・仮名)も、大卒とはいえ、Fランクならば高卒の方がマシだと思うと話す。彼も偏差値30台の大学を卒業している。

「工業高校を卒業した友人からは、『一応大学を卒業してるんなら、大卒以上が条件の求人に応募できるしいいじゃん』と言われることがありますが、はっきり言って中途で大卒以上の求人になんて受からないですよ。僕は新卒で今の会社に入って、そこそこブラックな環境ということもあり転職を考えた時期もあったんです。

 でも、まあ受からない。結局面接まで進めるのは『学歴不問』とか『経験ではなくやる気を重視』とか『人柄重視の採用です』のような、明らかにブラック臭のする、まあ誰でも応募できるし誰でも受かるような会社だけなんです。だから、そうなると高卒となんら変わりませんよね。僕が受けた会社は、給料も学歴によって変動するようなシステムではなかったですし」

・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・・・・

 神戸市の職員のニュースを見て、心の底から羨ましかったですよ。まあ、その人は受験資格を満たしてないから詐称して…ってことですけど、僕もできるなら高卒として生きたいです。今の会社の社員はFラン大出身の奴ばかりの環境で、毎朝ミーティングで、『エリートより稼ごう!』、『雑草魂!』とかいう言葉をみんなで言うんです。『ああ、こんな学歴コンプレックス丸出しの連中と一緒で、俺も雑草か…』と思うと憂鬱です。友人のように、工業高校で手に職をつけて若い内から働いていれば良かった」

 家庭の事情などで大学進学を諦めた人からしたら、彼らの主張は贅沢以外の何物でもないだろう。だが、当人たちはせっかく得られた大卒という肩書きを捨てたいと感じている。悲しいが、これが現実なのである。
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_341422
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献


『るいネット』は、45年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp