この記事の読者は累積1009人です。
 
環境破壊
340647 マイクロプラスチックにおける環境汚染 人体からもマイクロプラスチックが検出
 
匿名希望 ( 24 神奈川 会社員 ) 18/11/07 PM09 【印刷用へ
 カフェや飲食店でプラスチック製のストローを廃止するなどの動きが活性化している今日、マイクロプラスチックによる環境汚染は刻々と進行している。道路に捨てたプラスチックゴミも自然の循環の中でやがて人の体へと流れ込んでいく。人体からマイクロプラスチックが検出されてきている。


以下引用


 10月23日、衝撃的な研究結果が全世界をかけめぐった。オーストリアのウィーンで開かれた『胃腸病学会議』。欧州やアジアなどさまざまな国の被験者8人を対象にした研究で、被験者全員の排泄物から9種類の「マイクロプラスチック」が検出されたと発表した。その量は排泄物10g当たり平均20個。しかも、検出された被験者のなかには日本人もいた。

「マイクロプラスチック」とは、プラスチックゴミが微細化したもので、大きさが5mm以下のものをいう。私たちの体内には、知らず知らずのうちに大量のプラスチックゴミが入っているということだ。

 マイクロプラスチックを研究している愛媛大学の日向博文教授(沿岸海洋学)が語る。

「路上に捨てられたペットボトルやレジ袋、お菓子の袋などが、雨で流されて海に入ります。プラスチックの洗濯ばさみが1年もしないうちにボロボロになるのは、紫外線で劣化するからですが、同様に海上を漂うプラゴミも紫外線で劣化し、波の力などで粉々になる。それを小さなプランクトンや魚、貝、海鳥などがエサと間違えて食べてしまう。生態系への影響や海洋汚染が深刻な問題になっています」

 今年2月、台湾が使い捨てプラスチック製品を2030年までに全面的に禁止する方針を決定。4月にはイギリスが、プラスチック製のマドラーなどの使用を来年から禁止する計画を打ち出した。この動きは民間にも波及している。7月、大手コーヒーチェーンの「スターバックス」は、2020年までに全店舗でストローの使用を全廃すると公表するなど、世界中でプラスチックによる汚染が問題視されている。

 世界的な環境保護への働きかけはこれまでもあったが、人体からマイクロプラスチックが検出されたとなると、もはや自然環境や野生動物だけの問題ではない。マイクロプラスチックによる海洋汚染について研究する東京農工大学の高田秀重教授が言う。

「マイクロプラスチックを食べた魚や貝を人間が食べれば、当然体内に入ります。今回の研究で、取り込んだマイクロプラスチックが便として排出されているとわかったので、物理的に体内に留まることはないと思います。一方で、プラスチックに付着した添加剤や化学物質は体内から出ていくわけではない。一部は食べたが最後、ずっと体に残り続けるんです」
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_340647
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献


『るいネット』は、45年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp