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健康と食と医
339868 人に備わる3つのサバイバル機能
 
村田頼哉 ( 46 高知 企画 ) 18/10/09 PM11 【印刷用へ
『一日一食の効果をガチで検証リンク』より引用します。

■自力で糖を作り出すシステム
脳は肉体の全機能を総括する司令塔であるため、緊急時にも優先的にエネルギーが回されるしくみになっています。

「糖質」は脳にとってなくてはならない栄養素。万が一の時のために、自力で糖を作りだすシステムが人間にはあります。
それが、肝臓で行われる「糖新生」です。

糖新生では、アミノ酸から糖を作り出します。不食などの外からアミノ酸が入ってこない状況の場合、筋肉を分解してアミノ酸を作り出し、そこから糖を再合成するというプロセスがとられます。


■脂肪からエネルギーを作りだすシステム
蓄えた脂肪からもエネルギーを作り出すことができます。それがケトン体回路です。ケトン体を合成するのも肝臓です。

流石、人体の化学工場の名に恥じない働きぶりですね。

ケトン体は様々な臓器のエネルギーとして使える他、脳が糖のほかに利用できる唯一のエネルギー源でもあります。

ご存知の通り、脂肪は生活習慣病の危険因子。

そのため、一見、不要な脂肪を燃やしてくれるケトン体回路はいいことずくめに見えるかもしれません。

しかし、ケトン体回路には致命的とも言える欠点があるのです。

ケトン体が生成される過程で、酢酸と呼ばれる酸が同時にできてしまうという欠点が。

なぜ酸がダメなのか。

人間の血液は「アルカリ性」に保たれています。このPHが少しでもズレてしまうと、命に関わってしまうのです。

体内で酸が作られると、体はPHを保つため、骨のアルカリ性を利用します。

骨からアルカリ性を血液に供給する。
つまり、骨が溶けてしまうわけです。

短期的ならばそれほど重篤な問題は起こりにくいと考えられますが、長期に渡ってケトン体が作られ続けると、少々マズイ事態になってくるのではと思われます。


■脳の省電力モード
人間は脳を進化させることで生き残り、今や食物連鎖の頂点に君臨しています。人間の脳は他の動物に比べて異常に大きいため、エネルギーの使用量も多い。

通常、入ってくるエネルギーの20%〜50%は脳が使用していると言われています。

こんな大食らいの脳ですが、研究が進むにつれて、様々なカラクリがあることが分かってきています。

脳はエネルギーの使用量をフレキシブルにコントロールできるようなのです。

第一のカラクリとしては、私たちの脳は重要な物だけを認識することで、識別にかかる無駄なエネルギーをカットしています。

私はよく歩いたり自転車でうろついたりしていますが、こんな標識が立っていることに最近まで全く気が付きませんでした。

視界には入っていても、自分にとって重要ではないので、認識していなかったということです。

次のカラクリは記憶の利用です。

この世に生きる人間は、全員過去の記憶の中で生きています。

私たちの自我は、過去の経験によって形成されます。

同じ人でも、育った環境が違えば全く別の性格になるはずです。

あなたは、家族や友達に対して「あの人はこんな人」というイメージを持っているはずです。

そのイメージは、過去に蓄積された記憶から作りだされている。

つまり、今という現実は、過去の記憶から作り出されているということなのです。

この事実が不食と何の関係があるのか。

もしかしたら榎木氏は、この記憶利用のカラクリで脳の使用エネルギーを大幅に下げている可能性があります。

脳がエネルギーを最も多く使うのは、全く新しい物を生み出すクリエイティブな作業です。

それに比べて、記憶を利用して行う作業には、あまりエネルギーを使わない。

ドリブルの練習と同じしくみです。最初は意識的にやっている(頭を使う)のでたどたどしいが、なれてくると無意識(頭を使わない)にできるようになる。

パソコンには物理メモリーがあり、ここに色々な「キャッシュ」を格納しておくことで高速化されるしくみになっています。(ハードディスクから引っ張りだすよりもメモリのほうが早い)

もしかしたら、人間の脳にも似たような機能があるのかもしれません。

記憶・経験(キャッシュ)が多いほど、効率的に脳を使うことができるので、エネルギーの使用量が少なくなるのかもしれない。

〜・中略・〜

■不食で能力アップの仕組み
断食すると集中力が上がる。断食すると頭がクリアになる。という話は色々なところで聞きます。

私も、一日一食をやっているときに集中力の高まりを感じました。

よく言われるのが「食事を摂ると胃に血液が集まるから、眠くなったりボーっとしたりする」という説明です。

確かに、それも一理ある思います。

しかし、もっと重要な理由が他にあります。集中力アップの本当の原因は「脳内麻薬」である可能性が高い。

実は、糖新生が起こると、副腎から脳内麻薬「アドレナリン」がガッツリ出るそうなんです。

アドレナリンは戦いのホルモンです。アドレナリンはテンションを上げます(やる気が出る)。また、集中力を格段に高める効果があります。

飢餓状態は生存の危機なので、戦いのホルモンが出るのもうなすけます。

断食で気分がよくなったり、集中力が上がるのはアドレナリンのおかげだと言えます。

なお、アドレナリンの能力アップの効果は短期的なものでしかありません。

同じ音楽をずっと聞いていると飽きるのと同じで、アドレナリンも段々効き目が薄くなってくるからです。

〜・後略・〜
 
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