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次代の活力源は?
339642 新しい活力源と生きる目標1.私権の終焉と本源充足の実現可能性
 
岡田淳三郎 ( 70代 大阪 経営 ) 18/10/02 PM01 【印刷用へ
人々が貧困に喘いでいた時代は、いい生活を手に入れる⇒そのために私権(地位や財産)を獲得することが大きな目標でしたが、豊かになり物が有り余る時代になると、いい生活はもはや目標にも活力源にもならなくなりました。従って、私権の獲得に代わる新たな目標あるいは活力源を見つける必要があります。
では、新しい活力源はなにか?すでに仲間充足が最大の活力源になり、「役に立ちたい」という願望が目標代わりになっていますが、身体の奥から沸きあがるような強い活力源にも目標にもなっておらず、現状は全てが中途半端ですっきりしない状態にあります。
豊かさが実現したということは、もはや私権の獲得が生きる目標ではなくなり、私権は終焉に向かっているということです。人々が貧困に苦しんでいた過去3000年間は、誰もが私権の獲得という目標一点に収束し、その収束力によって社会は統合されていました。つまり、一言で言えば、過去3000年間は、私権がものをいう時代でした。そして、誰もが私権の獲得に向かうその収束力は、嫌も応もない絶対的な強制圧力となって、社会の隅々に浸透し、人々をしばしば苦しみのドン底に突き落としてきました。
その私権の強制圧力が終焉に向かえば、これまで私権の強制圧力によって抑圧されてきた、人類本来の本能充足や共認充足や追求充足の可能性が開かれ、人々はそれら本源充足の実現に向けて動き始めます。本源可能性を実現しようとするこの潮流は、豊かさが実現されて以降、加速度的に勢いを増し、もはや誰も止めることのできない大潮流となっています。

ところが、7年ほど前に、本源可能性の実現という大潮流に真っ向から対立する出来事が起こりました。それが、2011年の大地震・原発・放射能とそれに続く不正選挙です。本源充足の実現の潮流と真っ向から対立するこれらの出来事は、人々の意識の深層に危機感を生起させ、お上に対する不信感も相まって、「どうにかしなければ」という切実な答え欠乏や、「何が起こるか分からない。どうする?」という切迫した答え欠乏を芽生えさせました。その後も、異常気象や不正選挙が続いており、この危機感や切迫感や答え欠乏は、日に日に強くなってきています。
さらに、これらの潜在思念は、「学校の勉強は役に立たない」という意識を顕在化させると共に、その深層では、勉強に対する得体の知れない拒絶反応を生起させ、その拒絶反応も日に日に強くなっています。また、「やりたいことがない」という意識も顕在化し、これも日に日に大きくなっています。

この「役に立たない」という拒絶意識の奥には、「もっと役に立つことをしたい」という欠乏が潜んでおり、「やりたいことがない」という閉塞意識の奥には、「やりたいことを見つけたい」という欠乏が潜んでいます。これらの潜在思念や顕在意識の大元にあるのは、私権の終焉によって日増しに上昇してきた本源可能性の実現に向かう大潮流です。つまり、否定的に見える拒絶意識や閉塞意識の奥にあるのは、本源充足の実現可能性への収束力なのです。勉強に対する得体の知れない拒絶反応も、役に立たない勉強が実現の潮流と真っ向から対立しているからで、その正体は、「こんなことをしている場合じゃない」という実現可能性への収束なのです。
 
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