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経済破局は来るのか?
336431 欧州発の世界金融危機の勃発と、すべてが縮む日本B
 
惻隠之心 ( 62 大阪 会社員 ) 18/06/13 PM00 【印刷用へ
日銀券とは、国民から見れば政府に対する「債権証券」、政府から見れば国民に対する「債務証券」のこと

 カレイドスコープより以下続き引用です
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・失敗した政権にとっては、預金封鎖が現実的な選択肢になる

 ここで、「通貨の購買力」について説明しておきたいと思います。

 「通貨の購買力」は、その国の通貨が、ある時点で、どれくらいのモノ(やサービス)を購入することができる力を持っているかを示す目安のことです。

97%もの購買力が失われたということは、コンビニの100円おにぎりが、この18年余りのうちに197円になり、100万円で買えた軽自動車が、197万円出さなければ買えなくなった、ということです。

これを、通貨の支配者が、数千年の長きにわたって不変の価値を保ち、唯一の通貨「正貨」と呼んでいる金(ゴールド)と対比したのが上の表です。

つまり、政府や中央銀行が出す経済指標がどうであれ、国民が知らないところで、通貨のインフレが進んだということです。

ただし、給料が2倍に増えていれば、生活に支障はありません。
しかし、そうではありません。

 日本でさえ、実質賃金が下げり続けているのです。貧困感がひしひしと増しているのは、錯覚などではないのです。

そのために、中央銀行は、政府が発行する国債を果敢に買い入れて、その対価として新しい紙幣を印刷して民間銀行を通じて市中に放出するのです。

ただし、日本の場合は、大企業が内部留保に励むばかりで、その莫大な資金が流通しないため、景気が一向に良くならないのです。

そこで、日銀は、民間銀行が日銀の当座預金に預けっぱなしにしている資金を市場で流通させようと、マイナス金利を導入したのですが、政府は、相変わらず大企業に対してだけは優遇税制を続け、反対に、労働者に対しては手当のカット(残業代ゼロ法案や非正規雇用化)を進め、少子高齢化がボディーブローのように、じわじわ労働者の生活を圧迫しているので、ますます貧困化が進んでいるというのが我が国の悲惨な現状なのです。

この眠っていた資金が、何らかのトリガーによって、市中で加速度的に流動すると、極度のインフレが訪れるというわけです。
つまり、日銀と安倍政権は、結局、将来のハイパーインフレの芽を計画的に育てているのです。

<後半省略>

・日銀券とは、国民から見れば政府に対する「債権証券」、政府から見れば国民に対する「債務証券」のこと

終戦後間もない昭和21年2月16日、政府は突然、預金封鎖を行って自分の預金口座からお金を引き出せないようにしました。

 表向きは「ハイパーインフレを防ぐため」でしたが、本当の狙いは、政府の放漫財政による国家破綻を防ぐため、預金封鎖を続けている間に、国民から財産税を徴収して、その穴埋めに使うことだったのです。

 預金封鎖は、なんと2年間も続き、その間に多くの国民が餓死させられたのです。

 今、国の借金は対GDP比で、預金封鎖が行われた昭和21年の時点より悪化しています。

 国民一人一人の資産状況を把握する「名寄せ」作業が終わり、日銀が法定デジタル通貨の発行を言い出すときが、次の預金封鎖の準備が完了したことを告げる合図です。

 「名寄せ」作業は、もちろん、国だけが見ることができるブロックチェーンの分散型台帳によって進められるはずです。
(つまり、マイニングに関しては、税金で運営される公営のマイニングファームが専任となる)
(※メルマガ第148号「ハイパー・インフレ、預金封鎖、資産税への道」にて詳述。ダイジェストはコチラ)

かつての日本がそうであったように、トルコ政府も、アルゼンチン政府も、ベネズエラ政府も、無制限の紙幣を印刷する前に、国民の了承を得てなどいないのです。

 今日の西側諸国でも同じです。

 単なる民間の金融機関に過ぎない米連邦準備制度(FRB)は、政府が1ドルさえも出資できないと法律で定められています。
 西側のどの国の中央銀行も「独立性」を盾に政府の一切の干渉を合法的に拒むことができます。

そのほとんどの中央銀行の本当のオーナーは、ロスチャイルドを筆頭とする国際金融グローバル・エリートたちです。

ヨーロッパ、アメリカ、日本の各国政府が2000年代に入ってやってきたことといえば、自国通貨を破壊することだけでした。

 表に示すように、2000年以来、金(ゴールド)に対してはユーロは75%、日本円は78%、ドルは79%も購買力を失ってしまいました。
この間、金(ゴールド)の価格は、ユーロ、円、ドルなどのフィアット通貨に対して、3.9倍から5.3倍まで上昇しました。


したがって、インフレは、これで終わることなく、やがてはハイパーインフレにつながっていきます。
そして、それを制御できないことは歴史が証明しています。

 過去18年間で、西側諸国のあらゆる通貨が、これほどまでに購買力を失ってしまったのは、中央銀行が国民からの借金に他ならない国債を徹底的に買い入れ、それを担保として輪転機で紙幣を果敢に刷って来たからです。

つまり、紙幣とは、あなたが知らないうちに借金させられた「証書」のことなのです。

 国民から見れば、それは国に対する「債権証券」のことであり、国民は国債を発行した国に対して「債券(あるいは「債権」。この場合は同じ意味)」を持っていることになります。

 政府から見れば、日銀券は、国民に対する「債務証券」のことであり、やがては国民に返さなければならない債務を追っていることになります。

しかし、昭和29年の預金封鎖のように、国は国民に借金を返すどころか、預金を引き出せないようにして餓死させたのです。

 戦争で戦時国債をチャラにされ、終戦後、食うや食わずで復興に立ち上がった国民は、再びその資産を「霞が関の見えない手によって略奪された」のです。

 国家にとって、最大の反逆者は誰なのか、そろそろ気が付いてもいい頃なのではないでしょうか。

・トルコ、アルゼンチン、ベネズエラで、金(ゴールド)でリスクヘッジしていた人はサバイバルできている

<以下省略>
引用終わり
 
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