この記事の読者は累積1748人です。
 
経済破局は来るのか?
332434 暗号通貨(ビットコインなど)の可能性と必然性
 
達磨防人 18/01/04 PM01 【印刷用へ
 下記のサイトから暗号通貨の可能性と必然性を探ってみます。
 __________________________________________________________________

「ビットコインの仮想通貨としてのメリットとデメリット」
リンクより引用です。

■ビットコインのメリット

@中央機関に依存していない
 ビットコインの世界は従来の法定通貨のように中央機関に依存していません。政府や中央銀行が仮想通貨を発行しているわけではないので、中央機関が供給量を任意に変動させて価値を自由自在にコントロールするようなことはできません。

 ビットコインの供給量の増え方はあらかじめ「プログラミング」されているのであとから変えることができないようになっているのです。

 また、法定通貨ではお金を預けるときに銀行が中央集権の役割を果たします。銀行は会社ですから、銀行にお金を預けたら、資産の管理を銀行に任せることになるのです。

(中略)

A国境のない通貨で国の概念がなくなる
 国が違えば、使用している法定通貨も違います。そのため、別の国に行く場合にはその国の通貨に両替しなければいけません。為替レートは日々変動しますし、両替するときに手数料もかかるため、両替ばかりしていたら損をしてしまいます。

 しかし、ビットコインには国境がないので、(取引相手がビットコインを受け付けてくれる限り)両替のことを考えずに利用することができます。つまり、あなたが住んでいる国は関係なくなるのです。

(中略)

B送金は国際送金より早くて手数料は格安
 ビットコインは銀行システムとは違い、週末・祝日・時間に関係なくいつでも送金可能です。

 ビットコインの送金が完了するにはブロックチェーンによる「確認(confirmation)」が必要です。

(中略)

Cチャージバックとは無縁
 ビットコインでは銀行振り込み、クレジットカード、PayPal支払いのようにチャージバック(組み戻し)の恐れはありません。チャージバック詐欺を防ぐことができることからビジネスを円滑に進めることができるようになります。

(中略)

Dハイパーインフレ時にも対応できる
 自国の通貨がハイパーインフレに陥ったとしても、あらかじめ仮想通貨に変えておけば、資産を(短期的に)守ることができます。

(中略)


■ビットコインのデメリット

@投機的側面がある
 ビットコインなどの仮想通貨は投機的側面があり、ボラティリティが高く、暴騰暴落を繰り返しているため、価値の保存に向いていないと言う人もいます。

確かにそのままでは通貨価値を長期的に保存するのは難しいかも知れません。しかし、現在は暴落時にも通貨の価値を守るための方法がいくつも考え出されています。

例を挙げると、ビットコインの価値が暴落する前にあらかじめビットコインをFiat Currencyにペッグされている仮想通貨に変えておくことで、価値の下落を防ぐことができます。

Aビットコインは他の仮想通貨に比べると遅い
 確かにビットコインは従来の銀行システムよりは早いです。特に国際送金は何日もかかるところを1時間以内に抑えるなど、革新的なスピードを誇ります。

 しかし、ビットコインの後に登場したBitcoin 2.0と呼ばれる「アルトコイン」に比べると劇的に遅いです。例えばBitShares(アルトコインの一種)なら数秒で送金が完了します。

(中略)

Bビットコインアドレスは長くて人間には間違えやすい
 ビットコインを送ったり受け取るときにはビットコインアドレスが必要になります。

 このアドレス、めちゃくちゃ長い上に人間には読めない組み合わせの文字列なので、「コピペ」、または「カメラでQRコード読み取り」で正確に読み取らないと間違える可能性があります。

(中略)
 
C国による価値の担保はない
 政府や中央銀行はビットコインを正式な通貨として承認していませんので、ビットコインに何が起きようとも国は補償してくれません。

 ビットコインを持っていて、価値が暴落しようが、間違えて違う人に送金しようが、パソコンがウィルスに感染してウォレットがハッキングされようが、悪質な取引所にあなたのビットコインを持ち逃げされようが、誰も保障してくれません。全ては自己責任だと言うことです。
__________________________________________________________________

 可能性からいうと、法治を以って中央集権を旨とする近代国家が瓦解する可能性が高まってきた今、国家を超えて、あるいは物価変動の耐性もあり、資産を管理するシステムとしてはこれに勝るものはないようです。(金地金は特定の勢力などによる価格操作が起こるリスクをもちます。)逆に開発者は国家主義の解体を企図しているのかもしれません。

 このことは、現在の各国の中央銀行制度が、すでに管理できない水準(資金需要が恒常的に存在する状態ではなくなった)で実質破綻していることの証左ではないでしょうか。

 投機という、本来必要不可欠ではない需要のために経済システムが歪んだ状態に陥るのはもう終わりにしたいものです。
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_332434
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献


『るいネット』は、45年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp