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日本人と縄文体質
330325 「お上」意識と依存心の裏返し。
 
長曾我部幸隆 ( 27 神奈川 会社員 ) 17/10/11 PM10 【印刷用へ
自分の胸に手を当てて考えて見ると、どこかで国が助けてくれる、組織が助けてくれるそんな甘えに依存してしまうことがある。ただ、その状況があると思っていたら変れない、思考停止したまま。

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日本人は依存心が強く、生殺与奪の権限を持つ「上の人」が、何もかも「上げ膳・据え膳」で施してくれるものだと思っている。だから、「上の人」に従順でさえあれば、あとは「上の人」が何でもやってくれると思っている。

大多数の凡庸な日本人にとって、「上の人」とは、自身の能力の割にラクで安定したリスクの少ない仕事を与えてくれて、そのワリに能力以上の生活費を支給してくれて、モラルに関する問題さえ起こさなければ、長幼の序に従って年々高い立場と高給を処遇してくれるものだと思っている。そして、それでも足りない生活費は補助金として賄い、振舞ってくれる。社会インフラが足りなければ、いずれ整えてくれるものだと思っている。だから、何かを決める時は「上の人」のご意向が起点になり、「上の人」のご意向が無ければ思考停止になる。

まるで「上の人」は、神様だ。誰も神様であるとは口にしないが、「上の人」に対してやっている事は神様扱いだ。だから、「上の人」を盲目的に祭り上げるし、自身の世間に降臨して仕事を共にすることを「天下り」とまで言う。そんな神様が人間臭い行為、特に「人間臭いあやまち」をするのは、神様だと思っているだけに許せない。日本人にとって、性は「秘め事」であり、不浄な行為であるから、神聖たるべき「上の人」の「性のあやまち」に厳しくなるのは自然なことだ。

私は、こういう矛盾と欺瞞に満ちた日本社会の「お上意識」と「依存心」が大嫌いだ。そして、カリスマ的リーダーを求める世間の風潮も大嫌いだ。要は、依存心の裏返しである。
自らは主体的に何もしないで指示を待つだけ。下手に本音や立場を表明すると損をする。黙って、オイシイ所だけイタダク事だけを願っている。「お上」に「強いリーダーシップ」を期待する人々は、自身が思考停止した無能者であることを意思表示するに等しい。

日本には無能者が満ち溢れている。
 
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