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新しい共認勢力
330321 脱米親露、ドル離れの流れが強まっている
 
加賀正一 ( 40代 神奈川 建築設計 ) 17/10/11 PM08 【印刷用へ
昨年のクーデター以降、ロシアとの関係を深めていたトルコだったが、ロシアから軍事技術の供給を受け、旗幟を鮮明にし始めた感がある。ベネズエラも原油決済通貨としてドルからユーロなどに変更することを公式にを表明している。脱米親露、ドル離れの流れがこの一ヶ月の間にも徐々に進行している。

黄金の日日『トルコ、ロシアからS400購入へ 両国接近、米は懸念』よりリンク
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トルコがロシアからS400の供給を受けました。
S400は最強の対空ミサイルです。
ロシアはミサイル、ロケット、ジェットエンジンで米国に技術的優位があります。
現代戦はミサイルで決まります。
ロシアが最強のS400の技術をトルコに提供したことはゲームチェンジャーになりえます。
欧州とアジアの中間にあるトルコは今まで欧州に接近する政策をとってきましたが、右傾化した欧州はイスラム教の国、トルコを受け入れませんでした。
トルコがNATOを離脱すれば中東の地政学的バランスが一気に崩れます。
トルコは、クルドの問題があり、シリアと対立してきました。
しかし、クルドは今やトルコ、シリア共通の敵です。そのクルドを欧米は支援しています。
エルドアンとアサドが再び、和解し、共に中国、ロシア、イラン陣営に加われば米国、イスラエルは大打撃でしょう。
米国は、ウクライナで内戦を仕掛け、抵抗するロシアを銀行間の国際決済ネットワークを運営する国際銀行間通信協会(SWIFT、スイフト)から追放すると脅しをかけました。SWIFTからの追放は貿易の決済でドルが使用できなくなります。
北朝鮮もSWIFTから追放済みです。
米国は、中国に北朝鮮への経済制裁を強要するためにSWIFTからの追放を散らつかせました。
しかし、これは結局、ドル離れを加速させます。
ベネズエラもドル離れを明言していますし、米国と対立する産油国や新興国のドル離れがこれからも加速するでしょう。
トルコはシリアで米国がクルドやアルカイダを支援していること不満を表明しています。
トルコはロシアと同じく、外貨準備の金保有を増やしています。
今後、トルコの米国、NATO離れが加速すればドル売りの材料になるでしょう。
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黄金の日日『ベネズエラが正式に原油決済通貨としてドルを拒否』よりリンク
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ベネズエラが原油決済通貨としてドルを拒否し、ユーロなどに変更することを公式に発表しました。
ベネズエラは世界最大級の原油埋蔵量を誇りながらも、米国の市場操作による原油安に加え、米国による経済制裁で、インフレに苦しんでいます。
米国と対立し、経済制裁の強迫を受けている他国も今後、これに追随する可能性があります。
今後、原油価格の上昇と共に、ドルの弱体化が進むことが予想されます。
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