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日本人と縄文体質
312250 日本語に擬音語・擬態語(オノマトペ)が多い理由
 
仙人掌 ( 28 建築設計 ) 16/02/12 PM11 【印刷用へ
日本語はヨーロッパ諸語と比較して擬音語・擬態語(オノマトペ)が多い言語です。その理由の一説として、日本語は「音節」の数が他の言語に比べて極めて少ないとされています。
日本語の音節はアイウエオの50音と「ガ」などの「濁音」、「パ」行の半濁音、「ニャ」などの拗音を合わせて「112」個。それに対して英語の音節は「3万」とも言われています。
言語学者の分析によれば、そのような音節の種類を補うために「ザーザー」「キラキラ」「ドキドキ」「クラクラ」「めそめそ」などの漢字では表しにくい「二音節反復型」のオノマトペを数多く発明して、コミュニケーションのバラエティーを豊富にしてきたとされています。
しかし、世界の言語の中でオノマトペが最も多いのは韓国語であり、その音節の数は約2000。英語と比べれば相当少ないですが、日本語との比較をした場合、上記の音節の数と擬音語・擬態語の数の論理は成り立ちません。
そうした場合の仮説として、オノマトペの方が先に発生し、そこから諸言語の成立過程で増減したのではないでしょうか。

以下リンクより引用
>ヨーロッパ諸語と比較して日本語に擬音語・擬態語が多いのは、言葉の成り立ちに理由があると考えている。
どの言語もむやみやたらに言葉を作るものではなく、そこには一定の法則性がある。ヨーロッパ言語ではその法則性は、語幹と云われるものを中心に成り立っている。たとえば英語で、mit という語幹が作られると、それを軸にして emit, commit などの動詞が作られ、それをもとに形容詞 emittable, 名詞commission などが作られるという具合に、語幹を展開させることで、品詞の体系を作り上げていく。
日本語でこの語幹形成に最も多く与っているのが、じつはオノマトペといわれる擬音語、擬態語で、なかでも擬態語の比率が圧倒的に多い。英語などでは擬音語は豊富にあるが、擬態語は非常に少ないのと比較すれば、日本語が擬態語を多く抱えた言語であること、しかもその擬態語が言葉の語幹として用いられ、名詞、動詞、形容詞などの形成と深くつながっている、そのことが良くわかってくる。
一例として光の諸要素を表す言葉を取り上げてみよう。昼の明るさを表す「明るい」、夜の暗さを表す「暗い」、夜が明けることを表す「白む」、これらはいずれも擬態語が起源なのである。
「あかあか」という擬態語は、もともと太陽の光を表す表現だった。そこから「赤」という名詞が派生し、「赤らむ」という動詞が派生した。明らか、明けるなども「あかあか」から派生した言葉である。
暗さをあらわす擬態語は「くろぐろ」といった。そこから「黒」という名詞が派生し、「黒む」あるいは「黒ずむ」という動詞が派生した。眩む、暗闇などの言葉も、「くろぐろ」に起源を有している。
「しらじら」という擬態語は、無色あるいは透明な感じを表した擬態語だ。そこから「白」という名詞が派生し、「白む」という動詞が生まれた。しらげる、しらばっくれるなども「しらじら」に起源している。

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