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世界各国の状況
312098 激動の半島情勢の背後にあるのはアメリカの政策変更とプーチンの金貸し打倒戦略
 
山澤貴志 ( 50 鹿児島 ITコンサル ) 16/02/07 PM10 【印刷用へ
年明けから、半島情勢が動き出している。

ヤスの防備録の高島康司氏のメルマガをMONEYVOICEが紹介しているが リンク これによると、アメリカの対日政策の司令塔であるCSISから安倍政権の軍事拡大政策への批判が去年の10月3日には出されたようだ。それを受けて、10月21日に谷内国家安全保障局長がソウルに動いたところから日韓歩みよりは始まっている。しかし、日韓が連携すれば、北朝鮮が核を誇示する行動に打って出るのは必然であり、実際に、北朝鮮は核使用に動いた。

こうした一連の流れは、軍事緊張を加速させて軍需利権で儲けを狙う軍産複合体やネオコンの動きかといえば、そうとはいえない。高島氏も指摘しているように、軍事緊張を維持し続ける路線からすれば、いかさず殺さずが理想であり、今回の日韓歩みより路線はありえない。軍需利権派は、日・中・韓・朝がお互いに牽制しあいながら、軍備費増強に持っていく方が儲かる。4すくみの状態を打開しようという動きは、北朝鮮自滅・韓朝併合による北朝鮮市場開放を目指す政策方向である。

従って、こうした動きがアメリカの対日司令塔CSIS発で出ているとすれば、それはアメリカ自身の変質を物語っていることになる。実際、外交問題評議会(CFR)の外交誌に、韓国で育った在米韓国人でCIAの元上級分析官というスー・ミー・テリー博士が「自由な統一朝鮮:朝鮮半島の統一はなぜ悪くはないのか」という論文を2014年7月発表している。リンク そこでは北朝鮮が崩壊し朝鮮半島が統一する3つのシナリオを紹介し、北朝鮮を自滅する方向に誘導するべきと述べている。

このように、日本の司令塔であるアメリカ本体が今、急速に従来の軍産複合体やネオコン主導からの転換を図りつつあるということは間違いない。それは大統領選挙戦においてブッシュが早々と失脚し、クリントンが苦戦を強いられていることからもいえるし、拉致被害者の会の内紛 310656 も連動した出来事だろう。その背後には、オバマ・プーチン・習近平の連携があり、その知恵袋が諜報のプロたるプーチンであることは間違いないだろう。以下の記事からも北朝鮮の核開発の情報源は旧ソ連・ウクライナであり、リンク 今回の北朝鮮の動きはプーチンも十分に読んでの動きであろう。

「新・日本の黒い霧」は今回の黒幕はずばり、ロシアだと述べている。リンク 

>1月6日に実施された、北朝鮮の水爆実験ですが、この実験の実施にあたり、ロシアの大きな関与があったとの情報が入りました。この情報によると、この水爆開発に関わった北朝鮮人は、ロシア極東のウラジオストクの北約100kmにある、ウスリースクの大学でロシアから水爆開発に必要な技術を教わり、北朝鮮国内で水爆の開発を行ったとのことです。しかし、現在の北朝鮮の経済情勢では水爆開発に必要な資金が確保できないことから、ロシアからの資金供与を受け、その見返りに労働力が不足している極東シベリア地域での労働力を提供しているとのことです。

なお、こうした動きを、軍産複合体(ロックフェラー)に対抗する中央銀行利権派(ロスチャイルド)の動きと捉えることも間違いだろう。今回の北朝鮮有事は、株価下落と金価格は上昇を推し進めており、リンク 株価維持、金の掻き集めに必死なロスチャイルドにはもはや、そのような力は残っていないとみるべきだ。むしろ、世界情勢が不安定化する中で、経済危機が加速し、一気に中央銀行利権派も失墜する可能もでてきた。年明けから激動期に入ったのは間違いない。大きく見れば、プーチンの金貸し支配打倒戦略の一環と見ることが出来るだろう。
 
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