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脳回路と駆動物質
299576 ミカンからガソリンを作る
 
望月宏洋 ( 23 会社員 ) 14/12/26 PM09 【印刷用へ
 腸内細菌に対する認識が広がったこともあり、多くの人が微生物に注目をしています。発電をする微生物や、食料となる微生物等様々な能力を持った微生物が見つかっています。
 今回はそんな微生物のうち、新たな能力を持ったのもを紹介します。
 その名も「クロストリジウム・セルロボランス」

以下、日本農業新聞 ( リンク )より引用
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> かんきつがガソリンに――。夢のような技術を三重大学大学院生物資源学研究科・田丸浩教授の研究チームが開発した。規格外や摘果でこれまで廃棄していたミカンを微生物で分解・発酵させることで、ガソリンの代わりに使える「ブタノール」に変身。バイオマス(生物由来資源)の燃料化で主流をいくエタノールとは違って熱量が高い上、タンクを傷めないため、ガソリン用設備にそのまま使えるという。
 燃料の生成過程はこうだ。傷が付いて商品価値が落ちたり腐ったりしたミカンを、微生物と一緒に皮ごとタンクへ投入。細胞を破壊して糖化させた後、別の微生物で発酵させるとブタノール7割を含む燃料になる。
 実験ではミカンの搾りかす3キロから、20ミリリットルのブタノールができた。37度で保温すると10日間でできるが、保温しないと生成期間が長くなる。
 きっかけは、「年中みかんのとれる町」を掲げる三重県御浜町で、かんきつの廃棄が課題となったこと。同町役場によると熊野市、紀宝町を加えた県南のミカン、甘夏類、「セミノール」の生産量は年間で計1万トンほど。選果場の段階で約300トンが規格外などで廃棄されているとみる。これを有効活用すれば、約300リットルの燃料ができると試算。摘果分や農家段階で出荷しなかったミカンも含めれば、より多くの廃棄ミカンが“宝”になる見込みだ。
 7月には研究チームの吉井淳治特任助教を代表取締役とした、ベンチャー企業「エコバイオフル」が発足。今後100リットルタンクで試験し、将来的にはトレーラーに600リットル規模の処理ができる設備を積み込み、移動式プラントを稼働させる計画だ。

・副産物は水だけ 地域循環後押し 
 ミカン以外に稲わらやサツマイモ、古紙などの有機物(木材を除く)も燃料化できる見通し。燃料化によって生じる副産物は水だけで環境も汚さない。温暖化につながる二酸化炭素も増やさないバイオマスエネルギーとして実用化を目指す。田丸教授は「農業が豊かな場所ほど、燃料となる資源が豊富にある。地域活性化に役立てばうれしい」と期待を膨らませる。(立石寧彦)
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