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農村を活性化させる為には?
292655 「雑草と共生し、雑草に学ぶ」 川田農園
 
西谷文宏 ( 37 和歌山 建築設計 ) 14/07/22 PM05 【印刷用へ
通常、常識的に農業では雑草が生えると、農地が荒れると考えられ、休耕地であろうと隣接する田畑に影響を与えないように、必ず雑草の除去が行われる。

「雑草が農地を荒らす」原因としては、動物が侵入しやすくなったり、害虫を呼びやすくなるなど色々な要因が考えられ、確かに田畑を維持管理する上では
雑草は天敵であるかのように感じられる。

そのような中、「雑草と共生する」ことをコンセプトにした農地開拓を行い、「野菜の味が濃い」野菜を生産している川田農園という農園がある。

 川田農園ブログ→リンク

この農園の経営者である川田修氏は、トラック運転手から、アトピーになってしまった子供達に安全な食材を供給する為に、農家に転身し、独学・自力でこの農園を開発した。
この農園で作られた自然の力あふれる野菜は、口コミで広がり、今や都内の高級レストラン等100件以上に直接契約で野菜を卸している。

「雑草が農地を荒らす」と言う常識を疑い、文字通り「未知」の世界を追求して切り開いた全く新しい農法。それは一方で恐らく人類の最も始原的な農法であるように思われる。
独学で可能性を切り開いたその追求力とバイタリティには驚かされるばかり。
このように「常識」を疑い、追求していかなれば、どのような分野でも可能性は開いていけないのだと感じさせられた。

以下、リンクより引用
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川田農園代表 川田修

1971年栃木県生まれ。高校を1年で中退し、18歳で結婚。
20代終わりまで運送業で生計を立てていた。
しかし、30歳の頃、子供がアトピー性皮膚炎を発症したことがきっかけで「農薬を使わない野菜を作ろう」と決意。仕事を辞め、夫婦で有機栽培で農業を始める。
農業経験ゼロから始めたが、最初は失敗の連続。
4ヶ月後の初収入は4000円、子供の靴下も買えないほどの貧乏生活だった。
そんな川田さんを勇気づけたのが創作料理「春秋」の料理長。野菜の味はもちろん直接配送する姿に共感し、ぼろぼろの野菜も引き取ってくれた。
その後、料理人のあいだで川田農園の野菜の噂が広がり、今では契約料理店が100店舗以上にもなった。
川田農園のこだわりは、耕作放棄地を使った広大な耕作地で自家配合の天然肥料を使い、年間180種類の野菜を有機栽培で作ること。
また朝収穫した野菜をその日のうちに首都圏の料理店まで配送をすること。
一分でも早く相手に届けて、美味しいうちに使ってもらいたいと創業当時から続けている。
川田農園と契約をするには、基本的には使用している料理人の紹介のみ。
また、契約前と年一回は畑の手伝いをしてもらうことがきまり。
「野菜作りの大変さを分かった上で野菜を大事に使ってほしい」という川田農園と料理人との間の信頼関係を大切にしている。
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以下、リンクより引用
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ソロモン流 8月25日放送で紹介していた茨城県益子町の 川田農園 川田修さん

こちらの川田さんも 草や虫を敵とせず かえって助けてもらいながら
できるだけ自然の営みの中で 育てていらっしゃる方でした

30歳までトラック運転手だった 農業経験ゼロの川田さんは、娘さんのアトピーを きっかけに 「食」 の大切さを感じ、独学で農業を始めました


番組の後半部分

代々続いている農家の皆さんに向けて川田さんが 有機農業の講座をしている映像がありました

質問コーナーで

本当に雑草も抜かないのですか?

雑草も抜きません

例えば ズッキーニは ある時期にアブラムシが大量につきます
雑草が近くに生えいると、そこに てんとう虫などが飛んできます
そのてんとう虫が アブラムシを食べてくれます

雑草も無駄ではないんです

という回答だったかなうろ覚えです(笑)


講座を終えた農家の方の感想で、野菜に薬を使わないで済むのならやってみたいです!ということでした

(中略)

他の場面でも
生えまくっている雑草(笑) を見て 
次に植える作物の土づくりのヒントにするとのことでした

雑草の色が緑が濃ければ その部分は肥料が足りている
色が薄い緑色であれば その部分は肥料が足りていないから肥料を多目に撒く判断をするそうです

それも独学!!!

なぜ?うまく育たないんだろう?
どうしたら?いいんだろう?

と考え辿り着いたそうです


アブラムシが大量に発生して大変なことになっていると連絡があり、何をするのかと思ったら

ただひたすら・・・
そーっとそーっと アブラムシがついている雑草を抜いてハウスの外に捨てる

それを繰り返す

自然の虫たちにも 半分食わしてやるから半分はおれたちの取り分にくれ!(野菜を)ってことだねと


自然と共生ですね

(引用終わり)
 
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