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心の本体=共認機能の形成過程
291655 学生の対象世界を拡げるために社会人と住まい、人間力が身につく学生寮「チェルシーハウス」
 
橋本宏 ( 20代 大阪 会社員 ) 14/06/24 AM10 【印刷用へ
今、社会で求められている力は、「集団の中で生きる力、活かす力」であり、学生自身もその本源的な期待を感じながら応えようとしているようです。高度経済成長期、田舎から都市への一極化の中で、「集団で住まう」という様式は崩壊されてきましたが、現在、本源収束の大潮流の中で「集団化が回帰」しています。

社会に活きる力を養うとは、学校での勉強ではなく、社会との接点をいかに多く持てたかであり、寝ても覚めても社会との接点をつくる「社会人との共同生活」は非常に可能性を感じます。

◆学生寮「チェルシーハウス」は成功するかリンク
「チェルシーハウスの最大の魅力は“人”。学校教育以外に彼らが成長のチャンスをつかむには、自己研鑚を支える環境が必要です。人から人へ、それぞれの“本気”が受け継がれていくような場になればと考えています」(NEWVERYフェローでキャリアコンサルタントの斉藤寛子氏)

学生と交流する「メンター」を配置
特徴として挙げられるのは、各分野の最前線で活躍する社会人がメンターになること。広告代理店、外資系証券会社、クリエーターや社会人類学者など、各界の第一線で活躍する“大人”たちが、月に1回学生との交流の場を設ける。

学生8人に対してメンターは2人体制。入寮時の面接で学生の興味分野や志向を聞き、双方のベストマッチングを図る。

「社会のこと、将来のこと、広くは生き方のヒントをつかんでほしい。人間関係や恋愛など、学生にとっての“いま”の問題を相談してもいいでしょう。彼らの潜在能力を十分に引き出すには、一人ひとりを全方位から見守ることが必要です。ただ、チェルシーハウスはあくまできっかけ。チャンスは自ら取りに行くものであり、そうしたアクションを支援する存在になれればうれしいですね」(斉藤氏)

寮生との日常的な関わりやトークライブなどのイベント、併設されたゲストルームに宿泊する全国からの学生や社会人メンターとの交流を通じて、価値観や人生観の醸成を図る。
「質の高いコミュニケーションというのは、“ソフト8割、ハード2割”で生まれるもの。人が住んで初めて家と呼ばれるのですから。私たちやメンターだけでなく、そこに暮らす学生の皆さんと一緒に手を加えていき、チェルシーハウスに関わるすべての人の成長を目指します」(NEWVERY理事長の山本繁氏)


「学生の成長」を第一に考えた学生寮リンク
チェルシーハウスを一言で言えば、”「学生の成長」を第一に考えた学生寮”です。

(中略)まずハード的な面でいうと、基本的に30人〜60人規模の共同生活を想定しているようです。1棟目となるチェルシーハウス国分寺は56人。

大学生のクリエイティブな感性を刺激し、新たな挑戦を促すため、やりたいことができる空間づくりを意識した設計が進められているとのこと。たとえば、勉強に集中するためのスタディールームや、本棚を共有したり、みんなで共同作業をするためのアトリエとなるフリースペースなど。

(中略)また、コミュニケーションと柔軟な発想を生み出すためにも、2人1部屋で11畳を基本としているとのこと。僕自身も社会人になってすぐのタイミングで実家を出て男4人でのシェアハウスを経験しましたが、その時に多くのことを学びました。実家暮らしでも一人暮らしでも経験できない様々なことを学ぶ共同生活…ですよね。

「人が人を変える」からこそ、”徹底的”に人にこだわる

説明会中に何度も繰り返されていたのが、このメッセージです。ハード的な魅力ももちろん大きいのですが、やはりソフト面がこのチェルシーハウスの最大の特徴でしょう。では、どのような”人”が集うコミュニティなのか。

以下の3つにわけて詳しい説明があったので、僕のメモを共有させていただきます。
1.入寮者同士(コミュニティ内の学生)
・本気で大学生活を充実させたいと思っている仲間ができる
→目標に向かって頑張る仲間との相乗効果が生まれる。
・やりたいことはみんなそれぞれという異質な仲間とのコミュニティを経験できる
→互いに違いを認め合えるコミュニティを主体的に創っていくという経験が積める。
 
2.メンター・キュレーター(コミュニティ内外を繋ぐ社会人)
・キュレーター
 自発的な成長を支える場づくり。
 具体的にはメンターの人選や寮の中でのイベントプロデュースなど。
・メンター
 自分なりに思い描く未来があり、変化し続けながらその未来を実現している人。
 その姿を背中で見せてくれる人。
→男女4人ずつの8人の大学生グループに対して、
 男女1人ずつの社会人メンターが担当になる。
 
3.ゲスト(コミュニティ外の学生・社会人)
「本気が、次の本気を生む」
地方学生含め、本気の人をどんどん巻き込むうちに自然と本気の人が集まってくる。
本気の社会人にも多く出会えるオープンコミュニティ。

一言で言えば、本気で大学生活を充実させたい学生と、本気で生きている社会人、本気で学生と向き合うメンターが集まる場所と言えるでしょう。

僕自身、社会人になってから(良くも悪くも)実感しているのは、「知らない選択肢は選べない」ということ。だからこそ、異質な仲間とのコミュニティにおいて、最前線で未来をつくる人と触れ合い、考え、行動することの重要性は、未来を担う若い皆さんにもぜひ知っておいていただきたいところです。

卒業式の朝に「大学4年間でこんなに成長するとは思わなかった」と感じてもらえるような場所にしたいというチェルシーハウスの想い、改めて納得です。

■学生時代に、やりたいことを”徹底的に”
自分がやりたいことを見つめたり、行動したり、お互いに見つめ合うための場にしたい…という想いも、度々語られていたのが印象的でした。とことん本気でやり切る経験でこそ、自分を本当に深く知ることができ、そうした内省を経て人は成長していきます。

やりたいことを発表して仲間を募るマイプロジェクトや、自分たちの寮生活がどうすればより良くなるかを考えるチェルシー会議なども、きっと良い経験になることでしょう。

また、一つの大学の寮ではなく、様々な大学の学生が集うインカレのコミュニティでこういう経験を積むということは、いわば社会の疑似体験。そういうコミュニティに大学時代から身を置くことができる皆さん…個人的にも、本当に羨ましいなぁと思います。

もし今あなたが大学生だったら…オープンコミュニティ型の学生寮「チェルシーハウス」が絶対オススメ!

(以上)
 
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