共同体社会の実現
98938 今こそ新しい評価基準が必要とされている
 
大嶋洋一 ( 40 福井 電気・情報設計 ) 05/10/12 AM00 【印刷用へ
>これまで(前世紀まで)は、物財の「必要」は自明であり、従って人々はその価値の大きさだけを追い求め、お金は専らその価値量=価格を表わすモノサシとして機能してきた。それこそが、お金の本来の機能であった。従って、お金の『必要か否か』のモノサシへの変質は、お金にとっては実に窮屈な、面白くない役回りを強要されるということである。

>それどころか、『必要か否か』という土俵上では、どれだけ多くの人が必要と認めたかが、つまり『人数』こそが、「お金」を超える最先端の評価指標となる。そこでは、お金は人数を判定する基準(お金を払った人だけを人数として数える)にすぎなくなる。つまり、古い評価指標=お金は、新しい評価指標=人数の補助指標に転落する。

確かに、物財であれば自分が持っている品物がどれだけの価値があるのか、一人の人の評価であってもどれだけ高く価値を見出してくれたか、が私権時代の評価指標であり、その評価を巡って人々の間に闘争圧力=私権追及圧力が形成されていたとも言える。

一方、なんで屋露店などでは、確かに売り上げが各露店の評価指標となっているようだが、個々人の活力との関係では、売り上げよりもどれだけ多くの人が来店し、お金を払ってくれたかが、より大きなウェイトを占めているようである。特に、若い層ほどその意識は高く、徐々に、お金はどれだけ多くの人が評価してくれたかの補助指標になりつつあることは間違いない。

現在、私権追求活力が衰弱し、その活力の指標たるお金では人々の意識は統合できなくなりつつあるのは事実だが、お金で国家や市場の秩序が維持が保たれており、これをいきなり壊してしまう訳にもいかないことも事実である。

>古い殻を内側からこじ開け、私権の現実の中を突き抜けてゆく必要がある。だとすれば、新しい演場、とりわけその中核を成す『認識形成の場』自体が、私権の現実(国家や市場)の真只中に乗り込み、内部から私権世界を解体・再統合しながら、突き抜けてゆくしかない。35272 「超国家・超市場論28 新しい可能性が顕在化するとは、どういうことか?」 

>現在は収束不全の結果答えの見えない時代である。皆が無意識の内に次の方向性を探索しているとも言える。しかし現在は「答えが見えない」と言うことは、評価共認の前提となる評価基準即ち旧観念・価値観念そのものが相当にぐらついている時代でもある。98338 「何故注目度が決定的に重要になったのか?」

とすれば、今現在最も人々が必要としているのは、共認原理に則った新しい評価基準であり、旧いお金の指標に変わり、今在る活動若しくは認識に対し、何がどれだけ多くの人の評価を集めたかの事実データをどれだけ多くの人に提示できるか、これが人々の評価基準を塗り替えていく上で重要ではないかと思った。
 
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2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
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5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
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大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
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