日本を守るのに、右も左もない
98795 > 「拒否できない日本」を読んで
 
寺嶋眞一 HP ( 68 静岡 無職 ) 05/10/09 AM03 【印刷用へ
> どうしたら、社会を変えられるの? 
> 98733 「拒否できない日本」を読んで
> 渡邊かお里  ( 33 神奈川 建築士 ) 05/10/08 AM04 【印刷用へ】 
> アメリカは常に正しく、日本は間違っている。日本の制度は不公平である。だから是正するように。と日本政府は要求され続けてきた。談合や贈収賄などの不祥事をすっぱ抜き、マスコミをうまく使い、日本国内にもアメリカ親派、アメリカ流儀肯定ムードを作り続けてきた。
> マスコミを通して洗脳され続けている結果、アメリカは日本という大事な同盟国に対して悪いようにするはずがない。という感覚がどこかにあったのではないか。
> EUという対抗勢力を作り上げたヨーロッパ諸国や、巨大な市場を楯にアメリカとの駆け引きに臨む中国に対して、アメリカの温情を信じて何も手を打ってこなかったかのように見える日本は、共認社会の先進国として可能性を拓くどころか、今や孤立無援でアメリカの餌食になりつつあるように感じる。
> でも、それにようやく気付いたからといって、アメリカに負けないよう、国際社会で多数派工作して市場競争に勝っていくことが日本が目指す道ではないのだろう。
> 市場は縮小している。市場主義の限界・矛盾・破綻は明らかである。全ての側面に於いて共認原理に移行しつつあり、人々の活力源・可能性の所在、その意識潮流は動いている。そのシステムを一から創っていくことでしか根本的に問題を解決することはできない、ということを、リアルに迫る危機感のもと、改めて認識する。 
 
我が国は、先の大戦で敗れたが故にアメリカの同盟国になった。98387 
だから、哲学の内容において、日本人がアメリカ人と意気投合したわけではなかった。82879 
我が国の民が無哲学・能天気であることは、今も昔も変わらない。82144
カレル・ヴァン・ウォルフレン (Karel van Wolferen) は、<日本/権力構造の謎> (The Enigma of Japanese Power) の<日本語文庫新版への序文>の中で下記の段落のように述べています。

民主主義と資本主義は、大ざっぱで広い解釈が可能なレッテルである。どのくらい広いかというと、日本の政治と経済のシステムにも関せられるほどである。 、、、、、たしかに多くの日本人の観察者が建て前の裏に隠された本音を指摘していたし、一部の者は太平洋の対岸で育てられた幻想とは大きく異なって見える日本人の生活の諸側面を印象的に分析して見せた。しかし、日本の権力者たちはこれらの調査結果を受け入れる必要はなかった。彼らは、米国の歴代大統領が日米両国は共通の目的と価値観で結ばれていると言ったとき、ただうなずいていればすんだのである。
アメリカ人が日本について信じたがっていることをひっくり返すなど、日本政府や企業の人間には考えられないことだった。なぜなら、日本経済の成功の仕組みはアメリカが提供する戦略の盾があってはじめて可能になったからだ。 、、、、、だから日本の当局者は、日本がアメリカと相並ぶ民主主義国家であり、自由市場主義の経済を信奉するフィクションを公式に掲げ続ける以外、選択肢はなかったのである。
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自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
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1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
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民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
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