共認運動をどう実現してゆくか?
97873 実現の可能性とわかりや易さ
 
佐藤晴彦 ( 47 長野 会社員 ) 05/09/25 PM06 【印刷用へ
今回の選挙の自民の勝因=民主党の敗因の一つは、「わかりやすさ」とよく言われている。
かつ、小泉が先に「改革」の言葉を高らかにぶち上げてしまった為に、民主は自分達も改革はやろうとしていると言おうとしても、どうしても二番煎じになってしまいマネに聞こえてしまう。
結果として小泉自民の「改革」のイメージはわかりやすく伝わり、かつ他の政党よりは「変えてくれそう」との期待を少なからず抱かせたのだと思う。その中身の可能性はさておいて・・・。

しかし本当に世の中が根本的によくなるという実感が持てたのかというと、示された政策の中身を細かく見てゆくと実は根本は何も変わらないか、下手をすると改悪になりそうなものであることはここでの投稿の通り。

その原因は、彼らがいう言葉には人々が潜在的に感じているパラダイム転換を示す言葉がない。
>●人々が可能性を感じる言葉の深さ=強さ(難しさ)と、浅さ=弱さ(易しさ)の序列は、
1.パラダイム転換そのものを説く言葉。
2.パラダイム転換を促す諸々の大きな(深層の)状況認識=実現の構造認識。
3.個々の問題に対する個々の答え=小さなor部分的な状況認識・構造認識。<(22203)

共認運動とは、このようなパラダイム転換の認識を推し進めることでもあると理解している。ならば共認運動を広げるとは、パラダイム転換の言葉を広げることに他ならない。

いまや大衆の約半分は、答えが見つからないからこそ早くわかりやすい答えを望む人々である。
>この、「焦燥感」が(問題を捨象して)「勝ち馬」に収束させる構造は、(今や最も焦っている)知識人たちを見ていると最も顕著だ。<(97402

その一方でしっかりと地に足をつけて、本物の答えを探索している人々もいる。
>しかし、本当に世の中を良くしたいと思うのであれば、現状の何が問題で、なぜそうなってしまっているのか、よくするためにはどうすれば良いのか?が話し合われなければ現状を変えることなどできない。それらをすっ飛ばして、「改革か反改革か?」という問いを国民に突きつける現状の政治制度自体が問題なのであり、であるがゆえに判断すること自体を否認したのが今回の意識調査に現れている若者達の「どちらでもない」という意見なんじゃないだろうか?<(97543)

本当のわかりやすさとは、この「なんで」を説明しうる言葉=パラダイム転換の事実を示し、それによって本当の問題=敵がしっかり見据えられることによって解決の可能性を実感させることだと思う。

けっして「先に言ったもの勝ち」でもなければ、「目立ったもの勝ち」でもない。
むしろ既存のマスコミからは上記のような判りやすさしか取り上げられないのだとすると、我々の一番の課題は、どうやってより広くパラダイム転換の言葉を広げるかに掛かっているのだと思う。
 
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9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
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