収束不全:やりたいことが見つからない
97509 共認支配という「敵」の明確化⇒時代は闘争圧力を必要としている
 
冨田彰男 ( 42 兵庫 経営管理 ) 05/09/18 AM01 【印刷用へ
>今回の選挙は男発(男主導)で盛り上がってるかのような。97127

7月まで飛ぶように売れていた「なんでやカード」の売上が落ちてきた。お客さんから、なんで屋は社会に対するメッセージをもっと発信してほしいという声もたまに耳にする。また、なんでやだけでなく、井の頭公園を初めとする路上パフォーマーの数も若干減ってきたような気がする。路上パフォーマーがいても、お客さんの反応もかつてほどではなさそうだし、パフォーマー自身もどこか元気がない感じ。

時代の空気が何か大きく変わりつつあるのを感じていた。それが何なのか?が今一わからなかったが、この間の選挙問題で、鮮明になってきたように思う。共認闘争圧力の顕在化ではないだろうか。

>'60年代後半までは貧困という言わば共通の課題=不全があり、だからこそ誰もが豊かさの実現に向けて必死に生きてこれたことになります。きっと、貧困も一種の「みんな不全」であり、豊かさ追求は「みんな期待」だったのでしょう。 そうだとすると、'70年以降のこの30年間は、「みんな不全」「みんな期待」が表舞台から一瞬消え去った時代なのではないか。52041「みんな不全が一瞬消え去ったこの30年」

みんな不全が消え去った特異な時代とは、闘争圧力が消え去った時代とも言える。実際、'70〜'80年代の人々は遊びに収束し、「自分だけ、社会のことなど関係ない」という私権観念に囚われてきた。30年の特異な時代の後、収束不全が顕在化し、その閉塞感に人々は追い詰められてきた。遊び第一から仕事・勉強収束への転換を経て、ようやくみんな不全⇒共認闘争圧力が顕在化し始めたのではないだろうか。

しかも、今回は、政治権力とマスコミ権力という新旧二大権力の癒着による共認支配、つまり、明確かつ強大な共認闘争上の「敵」の登場である。自民党圧勝に対する路上の人々の反応も「何かおかしい、絶対におかしい」という声が多い。

これは違和感という次元を超えている。人々は、マスコミと政治権力による共認支配を、明確な「敵」として潜在思念で感じとっているのかもしれない。言うまでもなく、明確な「敵」の存在は闘争圧力(活力)を加圧する。時代は、共認闘争圧力を必要としているのではないだろうか。

そう言えば、この間流行の「構造改革」「勝ち組」という言葉からも、闘争系のニュアンスを感じる。30年間の特異な闘争圧力不在状況を経て、時代(人々の意識)は共認闘争の時代に転換しつつあるのではないだろうか。

>人類の存続と再生をかけて我々が今から開始する、共認闘争が生み出す圧力こそ、生存圧力に代わる同類圧力=共認圧力の原点となるものであり、人類が求める新たな活力の源流となるものである。支配共認根絶の共認闘争は、全ゆる点で次の人類社会=共認社会を象徴するその縮図であり、この共認闘争を担う共認ネットワークは、そのまま共認社会の原型となり、更にそのまま共認社会の基軸(統合機関)となるだろう。実現論4_5_07
 
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9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
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