恋愛って、何?結婚って、何?
97171 個人からみんなの課題として意識転換できるかどうか
 
安藤太地 ( 26 埼玉 会社員 ) 05/09/11 AM00 【印刷用へ
婚姻関係というと、今までは個人の判断に委ねられるものと漠然と判断してきた。
憲法第24条でも 「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」 と定められおり、二人の性関係は二人自身で決めてくださいと言っているようなもの。


でも、人類の婚姻史を紐解いていくと、婚姻関係は決して個人の判断だけで扱われるものではなく、「婚姻(性)関係=集団(社会)の統合力を高めるためのもの」として集団内の重要な課題として位置づけられてきた。
採取時代にみられる「交叉婚」(5609)や日本の明治から戦前期にみられた「オコモリ」(1167)などにおいても、集団の活力や統合力を維持していく上で重要なシステムであったということがわかる。

そこにはみんなで集団生活をより活力あるものにしていこうとする期待があったということ。だから婚姻・性関係が上手く機能していた。
でも、戦後50年の婚姻システムは社会(集団)とのつながりを徹底的に分断させて、当人同士以外の誰からも期待されないものになってしまった。

これってやっぱり辛いなという想いがする。
性が衰弱しているのも、性が社会(集団)から切り離された無期待なものとして扱われるから。

みんなの期待(ひいてはみんなの課題)として性が捉えられるかどうかという意識転換がないと、このまま性や婚姻関係がお先真っ暗なもの(メンドクサイモノ)として捨象されてしまうんじゃないかという危惧感を覚えました。
 
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