暴走する悪徳エリートの所業
96947 無抵抗のまま毟り取られるサラリーマン
 
高梨俊寛 ( 42 島根 プランナー ) 05/09/07 AM00 【印刷用へ
1986年参議院選でサラリーマン新党なるものが登場している。
給料日の怒りを国会へ!なるキャッチフレーズで、必要経費減税、住宅減税、教育減税、主婦減税、シルバー減税といった政策は減税要求のオンパレードだが、こうした要求にしろまだサラリーマンにも多少なりとも元気があったということだろうか?

現在のサラリーマンは厚生年金にしろ所得税にしろ全額支払っている。国民年金未加入者が増大し、所得税も国民の40%しか払っていない世の中で無防備に毟り取られているかわいそうな存在である。しかも現在年収の13%も支払っている厚生年金は自動的に年率0.35%上昇し12年後には18%にも達する見込みだし、所得税の非課税額(個人経費相当)が30%から6%に引き下げられる動きもあり、取れる所からはとことん取る国の姿勢に対して文句の一つや二つ出てきてもよさそうなものだが、抵抗するそぶりも無くあきらめに近い境地で黙々と国にみついでいる。

消費税増税反対に代表される反対勢力は消費者や人権団体等弱者の僻みで凝り固まった非生産者達であり旧観念たる国家に対抗しうるのは旧観念でしかなく、常識的発想の持主は傍観者に成り下がり、権力に従わざるを得ないことこそ狂った事態なのではなかろうか。

良識ある人々の潜在思念にくすぶる不公平感を顕在化させ、旧観念に染まった体制を打破してゆくことこそ本当の改革であり、私権埋没し無抵抗に成り下がったサラリーマンが意識転換を図って牙をむかない限り現体制打破はなしえない。

今回の総選挙がそのきっかけとなればよいのだが・・・
 
  List
  この記事は 68006 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_96947
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp