原始共同体社会
96942 黒曜石や翡翠を贈ったのはなんで?
 
森政子 ( 30代 愛媛 広報 ) 05/09/06 PM11 【印刷用へ
>未開民族の調査によれば、いくつかの部族が(一方的)贈与という習慣を持つ。そして送られるものは、その部族にとって、最高に価値あるものと認められているものである。<(北村さん)

 「縄文人」に対してのプラスのイメージ(みんな仲良く争わない)から、黒曜石や翡翠が部族間で交易ではなく贈与されていたというのはしっくりくるように思いました。でも、友好関係にある部族と仲良くするだけなら、贈る物は何でもよいはず。

>この習慣はおそらく部族間の友好関係を示すものであろう。しかもおそらく潜在的には緊張関係を孕んであり(全くの同胞的関係であれば、おそらくわざわざ贈与という行為を取らなかったであろう)、そのために何がしかの友好の意思を示す必要があったのではないだろうか。だからこそ逆に日常的必需品ではなく、価値の高いものがその対象になったのではないだろうか?<(同上)

 なるほど、潜在的には緊張関係だったからこそ、最高に価値のあるものを贈って友好関係を強調したと考えればすっきりつながります。縄文時代といえども、人口増加によって他集団との交流が起こるようになると、そこには当然同類圧力が生じ、緊張関係も生まれていたんだということが分かりました。
 
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