生命原理・自然の摂理
96938 進化の事実の中に多くの答えがある
 
村上祥典 ( 40歳代 島根 電気設計 ) 05/09/06 PM10 【印刷用へ
NHKのテレビ番組で犬の仕付けについて事例がありました。
その中で面白かったのが「犬は犬集団の中に入れることにより仕付けられる」という事例でした。

現在はペットブームでもあり、犬の飼えるマンションも普通になってきました。その中で、犬の仕付けにお手上げ状態の飼い主が増えているようです。なかなか言うことを効かない犬の世話にうんざりして、最終的には保健所に連れて行く人も多いようです。

犬を散歩する人を見ていると、犬同士が出会うと、お互いの犬が近寄らないように引き離します。これが基本的な間違いなようです。
犬は基本的には集団動物です。集団の中に居て初めてまともになります。テレビの事例では、犬集団の中に放り込まれた子犬が、初めは怖くて吠えてばかりいましたが、しばらくするとおとなしく集団の一員として行動し、最後にはシッポを振り始めました。
これを何度か繰り返していると、自然と飼い主も集団として意識し、仕付けがうまくいくようです。

生まれた子犬を家の中に入れ、集団を意識させることもなくエサを与えていると、飼い主を馬鹿にした困った犬に育つだけのようです。

>進化には、生命体を取り巻く外圧に規定された、ある可能性のレンジをもつ方向性があり、そこに全エネルギーを投入することによって、適応が実現されているのだと思う。まさに可能性に収束することにより統合されている。<48679

もともとオオカミから来る犬の集団本能も、集団として行動することにより可能性に収束し外圧に適応してきた結果だと思います。進化の過程の中で統合された本能です。その進化の過程を無視して、人間の勝手な個人的な都合だけで向き合っても、うまくいくはずもありません。

>もちろん人類も、単細胞の時代から今日まで外圧適応態として必要であった全てのDNA配列=諸機能or 諸本能は、今も現在形において(しかも最基底部から上部へと段階的に塗り重ねられて)その全てが作動しているのであって、単細胞や動物たちの摂理を人間とは無関係な摂理と見なす様な価値観は、人類の傲慢であり、かつ大きな誤りである。<実現論1_1_02

進化の事実を押さえることで、様々な面で何をすればいいのか?の答えが見えてくるのだと思います。
これは人類についても同様であり、我々の本能・共認・観念機能がどのようにしてつくられたのか?を見ていくことが、今から何をすればいいのか?どんな社会をつくればいいのか?の答えを導いてくれるのだと思います。

 
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