暴走する悪徳エリートの所業
96826 変革は大衆の意識から。事実を見極める視点を〜小泉自民党とマスコミと大衆の関係より〜
 
近藤文人 ( 41 東京 建築士 ) 05/09/04 PM08 【印刷用へ
「小泉人気、マスコミに騙されるな!」 (96520)を読ませていただきました。

マスコミと小泉自民党と大衆意識が形作る社会共認が一色になり、真剣に物事を考えている人々が排除されてしまうという共認支配構造(一色共認)に危機感を強く感じました。やばいという感覚です。この構造がなにか?考えたいとおもいます。

○小泉自民党とマスコミは結託している。
小泉自民党は、総選挙で勝ちたい=票を取りたい。先が見えない、答えがほしいという収束不全の社会状況で、彼の発する言葉が、わかりやすく、なにかかえてくれそう、彼しかいないというように思い込ませる手法を取っています。

一方、マスコミは、遊び、娯楽などで視聴率を獲得できない分、どこかで視聴率を獲得したい。「民衆の側に立つ報道」といい放って、否定ばかりの旧来の政治家叩きの報道では、受けないことを感じ取り、実績としてまったく無しのなぜか支持率の高い小泉を明確に否定せず、擁護、演出しながら選挙を大きく取り上げ、民衆の意識を収束させ、視聴率を確保しようというのが実態です。

要は、マスコミと小泉自民党の利害関係が一致して、高い支持率から得票数を確保すると同時に視聴率も確保しようという魂胆=結託と考えられます。

○大衆の変革期待の高さについて
実は、もっとも、社会共認形成の鍵を握っているのは、大衆の意識です。先が見えない、答えがほしいという意識状況において、なにか答えらしきものを出してくれる人に意識が収束しています。それが成果のない小泉自民党と認識しているならば、思い込み以外の何物でもなく、答えが無いからとりあえず目先の答えらしきもの・人へと収束することの危険性を感じます。約5年間の小泉政権の成果は、いったい何があったか冷静に見る必要があります。

事実、公約である国債発行30兆円以下もないがしろ、いまや国家の借金800兆円、年金改革進まず、不良債権処理も一見終わった気がするが、いまだに残り続けていて、医療、介護に公務員改革など一向に進捗した気配を民衆は感じ取れない。景気回復も、GDPのカラクリによって数字あわせの上昇感を演出。外交関係は、米に迎合、中国や韓国、北朝鮮に強行姿勢で最悪の外交であるといえます。やったのは、道路公団改革とクールビズと強引で無意味な郵政改革くらいでしょうか?

○共認形成の場と答えが無いから、大衆は共認支配を気づかないまま、小泉集まる。私たちはそれでいいの?
小泉自民党人気は、大衆の変革期待があるからこそ、高まっているといえるでしょう。その変革期待感の高まりは、肯定的に捉えられます。しかし、答えがないので目先に収束してしまうと、その事実が見えてきません。私たちの意識を変えていかなければ、支持率の高い小泉自民党とコバンザメのような迎合マスコミからの一色共認という支配共認への危機感を看守することができないでしょう。誰かからの答えを待って、ぶら下がっていては、小泉とマスコミの共認支配のファシズムから脱却できないと考えるからです。

世の中のなんでに答えるなんで屋やるいネット、なんで屋劇場の共認革命、活力再生事業の役割は、マスコミと小泉、その取り巻き学者やプロが作る支配共認の場とごまかしの中身とは、まったく新しい共認形成の場と答えをみんなで作り出そうというものです。

選挙で変わる、小泉で変わるという期待もわからないではないです。だが、その危機感は、われわれ自身が、事実を見極める視点と思考を日々、学習し、社会の当事者、答えの供給者になり、上記の新しい共認形成の場とその中身を作り出すことから生まれるのだとおもいます。今、私たち自身にそのことが、問われているのだとおもいます。
 
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