暴走する悪徳エリートの所業
96520 小泉人気、マスコミに騙されるな!
 
吉川明博 ( 36 大阪 会社員 ) 05/08/27 PM10 【印刷用へ
お盆の休暇中に、義理の父と小泉人気について話す機会があった。
父は小泉支持派だという。
何故小泉なのか?という問いに明確な答えは帰ってこなかったが、どうやら、郵政民営化にしても、小泉が言うからいいというように、政策の中身より小泉という人そのものへの支持という印象を受けた。

自民党をぶっ壊す、殺されてもいい、骨太の政治、などその毒舌、パフォーマンスぶりは少なくとも、マスコミを通してみれば隠し事が無く透明で前向きな政治であるかのごとく演出され、かつ何かやってくれそうといった期待を抱かせるのだろう。
一方で地道に改革に取り組んでいる少数の政治家はマスコミからすれば、視聴率の取れないつまらない存在だと言えよう。だからマスコミに取り上げられる事も少なく、それが密室政治であるかのような印象を人々に与える。これは共認社会にとっては致命的で、この事がさらに小泉しかいないという幻想を人々に植え付け、小泉人気を維持させてきたように感じる。

しかし冷静に小泉政権を振り返れば、彼がやってきたこととは結局、アジアにおける外交を滅茶苦茶にし、増やさないと明言したはずの国債を乱発し、年金改革は放置のままと過去の首相と比べても戦後最悪の部類だと言わざるを得ない。それをいつの間にか郵政改革が改革の本丸であるかのごとく論点をすり替えごまかし、挙句の果てにこれら山積みの課題を放置したまま解散総選挙とは、もはや犯罪的である。

収束不全からくる既存秩序への破壊期待を背景に、芸能人の世界でもビートたけし始め最近では細木数子、杉田かおるなど、視聴率の稼げる毒舌派がマスコミに取り上げられ祭り上げられるている。政治もそれと同じレベルで、過激な毒舌を吐く政治家でないと、視聴率が稼げないという構造が根底にある。この事は一頃の田中真紀子や辻本清美、鈴木宗雄、石原慎太郎といったマスコミを賑わす政治家を見れば一目瞭然である。

行き詰った社会に対して何の答えも出せない傍観者であるマスコミは、自らの延命を図るべく、結局答えそのものはごまかしたまま政治の世界も芸能人と同じレベルで毒舌派を持ち上げ視聴率稼ぎに懸命となっているのが現状だと言えよう。ここまで考えてくると、冒頭義理の父が政策の中身でなく、小泉という人に収束しているのも頷ける。

マスコミに騙されてはならない。小泉人気とは結局マスコミが自己の延命目的で祭り上げた産物に過ぎないのだから。




 
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新しい潮流3 社会不全⇒認識欠乏の蓄積
新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代
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新しい潮流6 解脱仲間から認識仲間への逆転
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本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出たのだ
古い人間関係は、影が薄くなるばかり
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活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
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潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
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