高校生の頃物理の勉強をしていて感じたこと、物理の教師がおっしゃった言葉を思い出しました。
「何かを解明することは更なる謎を生み出すことになる」
物体というものは分子が集まって出来ている。その分子は原子と電子から成り立っている。原子は陽子と中性子から成り立っていて、更に陽子はクウォークから成り立っている。じゃあクウォークは何から出来ているの?永遠に終わりの見えないなぞなぞの連鎖が続いている。
サルの研究に関しても同様のものを感じました。
何かを細分化して研究していくことは終わりの無い連鎖をたどる道であり。永久に枯渇することの無い知的好奇心の源であると。その良し悪しは別として純粋科学の研究というのは自己満足以外の何者でもないと感じました。
細部を極めることの重要さも確かにあるものの、困難なことであっても全体を俯瞰した視点でものごとに着目することに意識をシフトしなければ物事の本質を見ることは出来ないと感じました。 |
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