否定脳(旧観念)からの脱却
96418 中身がないから価値観念化
 
阿部佳容子 ( 43 大阪 営業 ) 05/08/25 PM05 【印刷用へ
先日露店に手伝いに行ったら、すぐそばで献血の呼びかけをしている団体に会いました。私が着くとすぐさま、ふたりのおばさんが「献血どうですか?献血したらひとのためになるし、いろいろ調べてもらえるし、とってもいいわよ〜」とニコニコしながら言い寄ってきました。

こちらがにべもなく「献血はしたことないし、遠慮しときます」とこたえると、態度豹変。「まっ、何よ!健康なひとが献血するのは当たり前じゃないの!」といわんばかりの非難めいた視線を浴びせられました。何となく後ろめたい気分。確かに献血というのはどっからどう見てもひとのためになるのだろうし、それを拒否した私ってかなりワルモノ・・。何となく居心地悪い時間を過ごしました。

献血=善行。たぶんそうなんだろうな〜。でも、何となく「やろう!」という積極的な当事者意識がわかないな〜。

例えば、採血された血液がどういう形で病院(研究所?)に送られ、どういう処理がなされ、どのように保管され、どういう病気(手術)にはどれくらいの量が必要で・・・、というようなことを教えてくれたら「そうなんや〜」と思って、「ほんじゃあ」と、腕を差し出すかもしれない。なのに、その部分(中身)は何も語らずに、単に「献血して下さい」とだけ言うのは、やはり何となく傲慢なのではないかと思いました。

何につけ、ものごとをいい・わるいの価値観念で固定化しているとそれ以外は受け付けない、という視野狭窄状態に陥る危険性があるように思います。あるいは、こんないいことを理解できない奴はバカだー、とか。結局、気がついたら否定視のカタマリになっている可能性があります。で、そうなると、ますます相手に伝わらなくなる。固定化された価値観念は、潜在思念に届きにくいのではないでしょうか?

翻ってみれば、露店活動やるいネットの話を知人にするとき、私自身もこういう事態に陥ることがあります。100%理解しているわけではないので、解らない部分、自分でもモヤモヤしている部分を突っ込まれたとき(おおかたのひとがこの部分を突いてくるように思います)は特にこういう心境になりやすい。「とにかく、これは事実なの!正しいの!」みたいな感じ。。。伝わらない、全く。どころか、スーッと引かれてしまうことも多い。やっぱりここは正直に「ゴメン、そこは私もまだ未消化部分やねん。だからいっしょに考えていかへん?」と、言ったほうがずっと相手に響くように思います。

ひとは中身のなさをごまかすために、てっとり早く価値観念化するのではないかと思いました。





 
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