収束不全:やりたいことが見つからない
96295 亡国の輩を凌駕する発信力が求められている
 
田中直人 ( 47 福井 経営管理 ) 05/08/21 PM09 【印刷用へ
この数日の新聞を見ていると、小泉=「独裁者」という学者の主張がやたら目に付く。
一見、小泉批判のように映るが、「これは危ない」という危機意識が全く伝わってこないのは何故だろう?

>収束不全⇒みんな収束の共認圧力を受けて、既存(≒私権)意識は目先の秩序に収束し、それに押されて、個人主義(≒旧観念)より国家主義(力の現実主義)の方が優勢となってきた。(msg:73070)

不全が強まれば強まるほど、人々の意識は、安定を求めて力のある体制・人へと向かう。
このとき、忘れてならないのは、社会の統合原理が、序列原理から共認原理へと大転換しているという状況認識である。

そこで求められる力とは、答えを出すための追求力・前進力・統合力であり、旧時代の権力とは全く位相が異なる。

このことに、気がつくことなく、人々の意識が、より力の強い人へと向かっているのだとしたら、それは、絶対権力者=独裁者を生み出す基盤となってしまうであろう。

いま、政治家を見渡したとき、答えを出し得る力を持った人物が見当たらない。
それゆえに、マスコミ・学者が「独裁者」と発信すればするほど、小泉の力だけが人々の耳目を集めることになる。
その結果、彼が、絶対権力を握ったとしたら、日本の共認基盤は徹底的に破壊されてしまうであろう。

旧観念派は日本を滅亡へと導く亡国の輩にすぎないのだ。
彼らを凌駕する発信力が、いま、求められていると思う。
 
  List
  この記事は 73070 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_96295
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp