否定脳(旧観念)からの脱却
96194 『同一視』が、状況認識の転換を導く
 
麻丘東出 ( 44 兵庫 環境コンサルタント ) 05/08/19 AM01 【印刷用へ
>引きこもりの若者、自己嫌悪に落ち込んでいる女の子、極度の人見知りで対人関係がつくれない・・・露店では自分の心に問題を抱え、個人的な悩みを開きだしてくる人もけっこういます。>(75993

私も露店で悩み相談を受けますが、このような人たちは、不安発で物事を捉えるため視野が異常に狭く、”置かれた状況”を「自分だけの問題」として悩んでいます。
だから、悩めば悩むほど自分へのこだわりが大きくなり、それが悩みをさらに大きくしていっています。(問題→悩み→自分→悩みアップ→自分アップ→・・・→泥沼)
そしてニッチもサッチいかない状況で、目先の観念に安易に収束し誤魔化そうとしますが、その観念が大概自分観念のために更に悩みを深くして泥沼化していっています。
だから、悩み相談に来ても、一見救いを求めるように言葉を聞きながらも、心底では自分意識の強い人が多い。(自己否定して悩みながらも自分なるものを肯定視している矛盾があります。)

ところで、人は何らかの対象に同化(同一視→肯定視)しないと生きていけないわけですが、このように悩んでいる人もギリギリのところで何らかの対象に同化しているわけです。
ただ、周りに同化できないがゆえに、その同化対象が”自分”になっているのだと思います。それにしても自分に自分が同化するというのは不思議な事ですが、それを可能にするために”本来あるべき自分“なる抽象的なものを想定し、その理想の自分に同化しているのではないでしょうか。
しかし、理想とする自分から見ると現実の自分は否定すべき対象になってしまう矛盾を抱えるので悩みは泥沼になるだけです。(これも他者否定自己正当化だろう)
そして、本来あるべき自分なるものの想定を可能にしているのは何かといえば、それは幻想回路を使うしかないわけで、そしてこの幻想回路の作動を可能にするには自我回路を作動させるしか出来ません。つまり、“自我を主体とする倒錯した意識構造”。
自我発の幻想回路→非現実の理想とする自分の創出とそこへの同化→現実の自分を否定する混濁→悩む)

だから、そんな悩み相談客にとって、>78579自分だけの悩みなどない>という『同一視』認識の気付きに至った時は何よりもまして心に響くようです。
共認の原点である“相手と自分を同一視する”充足、同化対象が“自分ではなくみんな”というキッカケをはじめて感じる瞬間なのかもしれません。
そして、この気付きに至らせる(導く)認識が、
人の意識構造が、>2772自我ではなく、共認こそ原点である>という根本の構造概念の『共認』です。
そして、この認識があれば彼らがこだわっている”不安発の自分”の倒錯性を顕にすることも可能となります。

47433主体認識と状況認識は一体では無いか>

『共認』という構造認識に導かれ、『同一視』認識に気付き充足を感じることが、不安発の主体認識・状況認識からの転換を促すのだと思う。

露店での悩み相談も、『同一視』の気付きを与えられるかどうかがカギを握る。その気付きに至れれば、そこから“何に同化して、どこに身を置き行動するか”の可能性追求(状況探索)がはじまるのだと、思う。


 
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96973 心の病を治すには、潜在思念を認識するための言葉・認識が必要 廣重圭一 05/09/07 PM07

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