心の本体=共認機能の形成過程
958 相手尊重の意識の原点は?
 
北村浩司 ( 壮年 滋賀 広報 ) 01/03/07 AM02 【印刷用へ
 まず「相手の尊重」の大元には「相手のプラス視」があると考えられます。言葉を代えれば、「相手プラス視」の機能が人間には備わっていると考えて良いでしょう。
 
 さて、この相手のプラス視が形成される土台ですが、発達史的に考えれば、それは乳児期の母子との授乳やスキンシップによる、一体感や充足に原点があると考えられます。(あるいはもっとさかのぼれば胎児期の母胎内での充足も含まれるかもしれない)
 
 つまり皮膚感覚の快充足です。この皮膚感覚の充足は乳児期だけではなく、子供同士のじゃれ合いや、セックスに至るまで幅広く存在しています。また他にも、不安な時人がそばにいるだけで安心感を感じるなど、直接皮膚こそ接していないが、それに類似する感覚は、注意深く考えればごく日常的に散見されるように思います。そこには言葉以前の、かつ狭い意味での自己意識を超えた、相手に対するプラス視が存在します。
 
 このスキンシップの充足を原点とすると思われる、相手プラス視の機能が、人と人が結びつく上での最も根幹部分にあるのではないでしょうか。
 
 この機能をどう呼ぶかですが、適切な言葉は皆さんに委ねます。機能を表すという意味では誰かも使ってましたが、化学用語である、「親和」という言葉(馴染み合い、融合し合うという意味だと思います)が語感から言っても妥当なのかも知れません。生物学でも時折使われているようです。
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_958
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
明るい未来のために(11)‥‥人類の脳のOSのバージョンアップとは!? 「明るい未来のためにやらなければいけない、たった一つのこと」 11/12/14 PM00
212403 プラス視と期待の関係 大脇正嗣 09/08/08 AM02
177192 相手を肯定視すること 匿名希望 08/05/22 PM11
174623 会社のために人材を否定してしまうという自我〜肯定しないと人材は育たない 土器☆茶☆ 08/04/20 PM11
101582 ネット上での親和共認って? 高木玲 05/11/28 PM07
99174 再生が必要なのは、社会空間における「親和・スキンシップの充足体験」 村田貞雄 05/10/15 PM11
85774 感謝のトレーニング⇒皮膚感覚の快充足 鹿村幸代 05/02/16 AM08
84410 いっぱいのスキンシップ 阿部佳容子 05/01/22 PM04

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

「合同板」必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
外圧適応態
外圧適応と多様化
根源的認識の理解、免疫系に見る…その2
収束と統合とは生きているという状態そのもの
雌雄分化における統合
闘争適応と共生適応の関係A
人類はDNAではなく、共認内容や観念内容を組み換えて適応している
ミラーニューロンと共認機能
改めて自然との共認
共認回路の特殊性
共認回路は個体境界を越えて情報を統合する
失語症の回復過程から言葉以前の共認を探る
主体認識と状況認識は一体では無いか
無意識とは本能・共認回路上の意識である
音読する感覚
音読と共認回路
対象への同化について
共認治癒力A
共認適応
ロール・レタリングという手法
脳構造についての視点
脳回路の2段階構造
胃腸から脳へ伝わる情報の方がはるかに多い
書籍紹介『奇跡の脳』B〜右脳マインドの働きとは?〜
書籍紹介『奇跡の脳』C〜左脳マインドの働きとは?〜
ドーパミンの基礎知識(ドーパミンの特異性)
ドーパミンは加速(増幅)物質
思考とドーパミンの分泌
エンドルフィンの不思議
エンドルフィンの不思議、その2
セロトニンの不思議、その1
セロトニンの不思議、その2
セロトニンの不思議、その3
「怒りのホルモン!」 ノルアドレナリン
「恐怖のホルモン!」 アドレナリン

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp