なんで屋露店でのお客さんに圧倒的に女性が多いという事はよく言われることですが、この原因をいくつか仲間と話している中でこの板にも共通するある原理に気が付きました。
まずは、露店で女性客が多い理由を思いつく限り並べてみます。
@潜在思念(=実感)でものを考える女性のほうが新しい認識や言葉への共感度は高い。
A生殖存在である女性にとって現在のガタガタの社会状況では安心して子供が産めない→収束不全から来る答え期待、変革期待は高まっている。
B社会が変わるとき、規範、制度は遅れてやってくる。社会動物である男が制度にしがみつき秩序収束するのに対して女性のほうは社会収束の度合いが少ない分、既に役に立たない規範、制度の縛りから自由である。
C露店でのしつらえが女性ターゲット(かわいいカード等)になってきている。
D露店主に男が多い。
@〜Cはよく今まで言われてきたことで否定することではないのですが、今回Dの可能性について「あるのかも!」と話し合いました。
つまり男が露店主をやっているから単に女性客が多い。(裏返せば女露店主
やお手伝いに女性がいる場合は男客はよく来ます)
正直なところ(やや邪心もあるかもしれませんが)自分が露店主をやっている実感から言えば女性が着てくれた時のほうが嬉しいし充足します。男の人にはすいません!(他の露店主仲間に聞いても同じです)
当然、女性が来ると場ができやすい。充足存在の女性の客が来てくれればどんどんと客が客を呼ぶことができる等々、店を活性化する為のそれなりの理由はあります。しかし、女性客が来ると単に嬉しいというのはこれは一つの大きな場を作るためのポテンシャルなのではないでしょうか。
実際それが表情や話し方にも表れて、どんどん期待に応えたり、期待をしていったりしているのは否めません。反省すべきは男性の客に対してはその反対の現象がおきているのかもという事。
まだ共認形成にいたっていない路上と言う無秩序な社会空間の中でまずは潜在思念だけで引き寄せることになり、その一つに根本引力である男女引力があるのかもしれません。
>オス・メス分化における統合の仕組みはある意味、最もプリミティブで、それ故に普遍性のある仕組みだと思います。つまりオスメスが相互に惹きあう事によってそれは成立しています。(中略)
またオスメス分化も本能的なものに加えて役割共認によってより差別化が図られています。つまり最先端機能である共認機能に収束することで役割分化を推し進め、統合も成されています。(50697北村氏)
新たな男女関係とは答えと充足を求めて互いに惹きあう関係です。路上での女性客との会話とはその最初の機会なのではないでしょうか?
いい女達を介在させることで男達が答えを模索し始め、本来の役割に気づき社会を統合すべく方向へ収束していけるのではないか、その意味では男女引力は共認社会を形成するための基礎構造にあるのかもしれません。 |
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