暴走する悪徳エリートの所業
93098 マスコミの共認力と風評被害
 
田中修 ( 26才 東京 会社員 ) 05/06/21 PM09 【印刷用へ
北村さんの投稿中の引用には僕も唖然としてしまいました。

マスコミについての風評被害は毎年なにがしかある気がしますが、北村さんの投稿にあるような意識構造(やじ馬根性・三文小説的脚色家)が根本にあるとしたら、それも当然の気がします。以下に近年の風評被害の事例を記します。

■風評被害の事例
・1996年
大阪府堺市で学校給食による学童のO157集団感染。死者3名。原因食材としてカイワレ大根が疑われるという当時の厚生省(現・厚生労働省)の中間発表(疫学調査によりカイワレが有意となった)により、カイワレ業界が壊滅的な打撃を受けた。(2004年、この件による国家賠償請求訴訟2件で、国の敗訴が確定している。)

・1999年
『ニュースステーション』のダイオキシンが葉物(実際には煎茶)から検出されたとの報道により、埼玉県所沢産のほうれん草など野菜の価格が暴落。
茨城県東海村のJCO臨界事故により、近隣の農作物の売り上げが激減。

・2000年
埼玉県が特定企業のハム・ソーセージからO157を検出と誤って発表し、回収騒ぎ、売り上げの激減。
伊豆諸島における三宅島の噴火により、直接影響を受けていない伊豆大島や八丈島への旅行キャンセルが殺到し、観光客が激減。

・2001年
日本国内で初のBSE感染牛が発見されたことによる、国産牛肉の価格暴落と売上激減。政府が国産牛肉の買い上げを行なったことによる食品の産地偽証も頻発。

・2003年
佐賀銀行が倒産するという電子メールにより、取り付け騒ぎが起こり、およそ500億円が引き出された。
SARSを発症した台湾人医師が日本旅行ツアーに参加し、小豆島の旅館にも立ち寄ったことが判明報道されたところ、該当旅館以外の小豆島全域で旅館の宿泊キャンセルが相次いだ。世界的にもアジアのほぼ全域への観光客数が減少している。

・2004年
トリインフルエンザに感染した疑いのある鶏肉・鶏卵が京都府、滋賀県、大阪府に流通したとされ、鶏肉の売り上げが減少。
新潟県中越地震により、新潟県のうち全く被害を受けていない地域への旅行キャンセルが殺到し、観光客が激減。

・2005年
(中略)
『報道ステーション』の反日デモの報道において、技術上のミスにより「深セン」と「香港」を取り違え、実際には大きな混乱が無かった香港でデモが暴徒化、と誤って報道(その後に訂正、謝罪)。香港への旅行キャンセルが相次ぐ。

(引用先 ウィキペディア:リンク )

上記の事例は、誤りを犯した原因に全てマスコミがいる訳ではないですが、事象の真理を疑わずに、マスコミが共認支配を強めるに至った、共認力とも言うべき情報電波力を使ったという点で言えば、マスコミの罪は大きいと思いました。
 
  List
  この記事は 37953 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_93098
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp