市場は環境を守れない、社会を統合できない
92933 私権が衰弱すると市場は共認の場でしか活路はない
 
今井勝行 ( 中年層 東京 会社員 ) 05/06/18 PM10 【印刷用へ
国家と市場の関係は、農業生産時代は生産手段としての土地占有が絶対的優位性を持っていたために、領土拡大の為に戦争を繰り返し行われた。戦争を起こす理由はどうであれ、領土拡大が第一目的であったと言う共認形成がなされていた。人々もまた、豊かさ獲得の為に強い国へ移動してした。その時代はまだ市場は活性化していない時代でもあったが、中世から近世にかけて工業生産が発達し市場が大きな力を持ち出すと、今度は市場拡大の為に戦争が起こってきた。近世の工業生産時代の戦争は工業生産の資源である石炭・石油獲得が戦争の火種となり、此も戦争の理由はどうであれ、資源利権獲得が第一目的に国民の共認形成がなされた。かつては戦勝国は膨大な利益をもたらした豊かさを実現させた。最近では市場の行き詰まりから、強引に国家を動かし戦争を仕掛ける。イラク戦争は顕著な例であり、アメリカはイラクの石油資源獲得狙いが誰の目からも明らかであり、市場拡大や市場占有を目的の為の私権獲得とも言えるが、平和や人権を目的に国民の共認形成はなされた。しかし、この仕掛け人は市場の人であることは間違いのない事実である。
このように市場は共生(取引)適応としての利益追求が目的である限り、戦争の後始末や社会統合等は全て国家に押しつける。自己正当化としては利益で税金を払って貢献していると言い切る。しかし、税金負担が大きくなると、特に企業は国家間を移動して利益の目減りを避けた動きになる。此が市場の無責任な行動であり、此が適応の実態である。
国民は今までは私権獲得が目的でる限り、許されてき戦争がたが、私権獲得が第一目的でなくなってきたら、どうなるだろう。国家は市場に牛耳られるかもしれないが、国民は国家ではない別の場での共認形成目指すのではないだろうか。そうなると市場も共認形成の場の中で適応して存在する事になるのではないだろうか。市場も今度は利益よりも共認を元に市場として生き続けるだろう。
 
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1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

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