戦争の起源
92922 「戦争の起源」から見えてくる「大人の役割」
 
斎藤一浩 ( 41 東京 建築士 ) 05/06/18 PM09 【印刷用へ
>今、人類がぶつかっているのは、掠奪闘争や私権闘争を超えた新たな社会統合の仕組みをどう作り出すのかという未明課題である。同時に、人類は改めて、6千年前には出来なかった、掠奪闘争や私権闘争をどう止揚・統合するのかという課題を、突きつけられているのだと云えよう。(30281

この「戦争の起源」というお題に対する一つの答えは、現代の社会閉塞の原因を鮮明にしてくれていると思います。

先日のなんで屋劇場で、「自分を持ちなさい」「個性を持ちなさい」と言っているのは、「どうしたらいいか?」の答えを持たない大人達発の犯罪的な押し付けである、と打ち出されました。

現在の活力衰弱、精神破壊の原因は、明らかに「掠奪闘争や私権闘争を超えた新たな社会統合の仕組みをどう作り出すのかという未明課題」に対する答えが見つからないことである。
「自分を持ちなさい」「個性を持ちなさい」という大人達の発信は、今や何の力も持たない私権闘争に向かいなさいと言っているようなもので、回答不能な未明課題を尻目に、「可能性の無い旧い課題に向かいなさい」=「滅びなさい」と言っている事と同義である。

確かに犯罪的である。大人の一人として「今後使うまい!」と決心する。

逆に
「人類は改めて、6千年前には出来なかった、掠奪闘争や私権闘争をどう止揚・統合するのかという課題を、突きつけられているのだと云えよう。」
ここに可能性を見出して向かっていくことこそ、これからの活力源。
6千年前にあった、生存圧力という壁が無い以上実現可能である。
この実現可能な状況認識を伝えることが大人の役割の第一歩なのだと思う。
'70年以降の私権闘争の残影を追いかけた末に最早求めるべき物が無い、活力が出ない、身に染みた大人たちはなおさらである。
 
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