恋愛って、何?結婚って、何?
92559 恋愛では、適応することも充足することもできない
 
石野潤 HP ( 50 大阪 教務開発 ) 05/06/12 PM06 【印刷用へ
>「恋愛」の実体は自我充足のための取引関係でしかないこと、「恋愛」という価値観念では現在の閉塞感(共認不全)をごまかしきれないことに、すでに多くの人が気づき始めているのだと思います。(40030)

「○○恋愛」の○○に何が入る?という問いに答えられる露店客はほとんどいません。自由恋愛の「自由」が意味していたものが、家父長権下におかれていた旧婚姻規範への否定意識であることを知りません。

当初は、親の決める相手への反発が恋愛エネルギーの中心で、それ以外は旧規範にそって「他人の女に手を出してはいけない」「結婚を前提として付き合う」などの規範意識が色濃く存在していました。

しかし、恋愛の自由を標榜してきた結果、あらゆる不自由は排除され、今や恋愛に規範と呼べるものは存在しないかのような実状です。そして、男女関係は冷めきってしまいました。

また、「彼女よりも友達が大事」とか「恋愛は続いても3ヶ月」と高校生たちが言うとき、自我のわずらわしさよりも話題がないことの方に理由があるようです。それは、友達同士の関係規範の側から恋愛関係を眺めているような印象です。

旧い生存圧力に男女関係が縛られることがなくなったにもかかわらず、恋愛関係の中から新しい「いい男」「いい女」という目標が定まってこないのも、恋愛には新しい規範を生み出す力がないことを如実に物語っています。

外圧に適応した男女のありようを見直さない限り、男女の関係規範の再生も共認充足の復活もかなわないのではないかと思います。

私権闘争とは違い、これからの闘争はいかにみんなの期待に応えるかであり、みんなの中には当然、女達も含まれる。現在の閉塞状況を突破することは、女達の生殖域を再構築することでもあり、闘争課題と生殖課題は切っても切れない関係になってきた。(67735)

 
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