思考革命:問題意識発から可能性発へ
92546 「現実肯定の肯定」
 
坂本伸一 ( 40代 青森 総務 ) 05/06/12 PM01 【印刷用へ
目の前の現実を否定する物事の捉え方を、改めて否定し直すという行為には、おそらく通常より(つまり素直に肯定することより)はるかに大きいエネルギーを要するはずである。

われわれは現在の自分達を取り巻く事象に幻滅し、不安を抱えながら答えを探し突破口を探そうとしながら、結局現実から目を背けてしまい、事実追求のスタンスを見失いかけていた。

「現実否定の否定」とは言うまでもなく裏を返せば「現実肯定の肯定」であり、これは徹底的な現実肯定→事実認識、事実追求ということであると私は考える。

そしてそこからしか現状を打開する真の「答え」は生まれてこないはずである。そのために必要なものが「構造認識」であり、これを身に付けるために必要なまっとうな思考回路とそれをはぐくむ為の本源性をもった社会であろう。また現実を全的に肯定的に受け入れることは、「お題」にもなっている「感謝と謝罪」にもつながるところである。

「現実否定の否定」には先にも述べたように(個人にとって)大きなエネルギーを要する思考方法の転換である。だがそこにたどり着くためのトレーニング方法や整備すべき社会環境も提示されている。

これからは、いち早く「現実否定」の思考方法から抜け出したものが、または元々徹底的な現実肯定(事実追求)のスタンスを備えたものが、どのように社会に向けて「答え」を提供していくかが求められる。また答えまで至らなくても、さまざまな「気づき」を与えることが可能なことは、「なんでや」が一定の成果を見せていることが証明しているのではないだろうか。
 
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