恋愛って、何?結婚って、何?
92545 外圧共認 必要か否か 期待の感受→闘争共認
 
細田卓司 ( 54 香川 現場監理 ) 05/06/12 PM00 【印刷用へ
>この『必要か否か』という判断機能は、存在(本能・共認・観念)を貫く、極めて基底的な地平にある判断機能である。あるいは、全ての生物に備わっている不可欠の生存機能であると云っても良い。33995

外圧に適応(生存し種(仲間)が存続)していく為に『必要か否か』という判断機能が全ての生物に備わっているのであり、『必要か否か』という判断機能の前提は、外圧を感知し(人類にとっては)それを共認出来るということとなる。

超集団社会では、みんなにかかる外圧を認識し始めて必要か否かの判断が出来るのだし、みんなの期待が感受出来るのだと思う。

'70に貧困が消滅し、同時に生存を直撃する飢えの外圧から人々は開放された。豊かさが実現し、多様な新製品が市場に現れ、モノは各家庭に行き渡った。'90には、かつての3種の神器や3Cのような消費の柱となるみんなが欲しいと思うモノが無くなってしまった。
替わって大掛かりな装置空間を持つテーマパークやバーチャル空間に遊ぶTVゲーム機が現れて来た。”人間の能動的能力”を廃し、”モノについて考えるという力”を衰弱させる1371・・これら外圧から完全に切り離された傍観者となることを強いられる解脱商品は、類的な解脱充足を与えることが出来ず、テーマーパークは不振や閉鎖が相次ぎ、ゲーム人口は、2000年以降減少の一途をたどっている。
一方携帯電話や旅行商品など、超集団社会の中で直接的な人つながりを助ける商品が脚光を浴びるようになる。

人々の必要判断は モノ→遊び→人つながり とめまぐるしく変わっていったのだと思う。
しかし「やりたいことが見つからない」・・人つながりの中で見つけた仲間の中に一緒に楽しく過ごす以上の課題が無い。みんなの期待するところが分からない。果たすべき役割が見つからない。社会が見えてこない。人つながりの中にも答えは見つけられなかった。

みんなにかかる外圧が見えず、従って応えるべきみんなの期待が見えず、真直ぐに『必要か否か』という判断ができず、消去法で自ら課題を設定するしかなくなる。授業に出る、資格取得に挑戦する、・・目先のやるべきことを設定しガンバってみる。さらには、外圧を体感するために戦時下のイラクに出かける。

超集団社会では、みんなにかかる外圧は体感的に認識出来ないのであろう。それには観念を必要とし事実に基づく構造認識群をツールとしてはじめて外圧の状況が認識できる。
また、外圧認識はみんなに共認されてはじめてみんなの期待→課題となるので「要・不要の判断は個人でしても意味がない 」34293 

現在最も必要とされているのは、人つながりの中にも見つけられなかった答えと、それを考え共認していく仲間のいる場であり、それが、『認識形成の場』”なんでや”である。
 
  List
  この記事は 33995 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_92545
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp