新しい男女関係(→婚姻制)の模索
92411 「夜這い」で充足体験の積み重ね
 
中瀬由貴 ( 23 神奈川 会社員 ) 05/06/09 PM11 【印刷用へ
>その当日は、山中の仏堂などに皆でこもり、まず本尊の前で女たちが般若心経を唱え、それを若衆たちに教える。そして、夜半過ぎになって、一組ずつ布団に入る、という具合だったそうです。そして、雑談まじりに、手取り足取りひととおりの性行為を教えてもらう。
 
その第1工程が終わると、今度はまた皆で般若心経や御詠歌をあげ、茶を飲みながら雑談(猥談)するのだそうです。そこで、女のほうから、夜這いの作法、女の口説き方、結婚までの心得、女体の特色、大人の性生活、出産のことなどを教えてやるそうです。
そしてまた第2工程に入り、・・・翌早朝に布団をあげて解散、というのが大筋です。 (1167)

驚いたのは、「性」が肯定的に捉えられていること。男の中、女の中、一組の男女の中の課題ではなく、集団の課題としてちゃんと取り組まれていたこと。充足体験をみんなでひとつひとつ重ねていく、そんな性への取り組みは、「ただただ、充たしあう」「どんどん充足を追い求めていける」そんな基盤を作ってゆく過程なんだろうと容易に推測できます。

現代人にとっての「性」は、取るに足らないもの、恥ずかしいものなどの否定な感覚がまだまだあったり、自分(達)の問題と捉えて、みんなで充足するには程遠かったりする。そして、いざ、性行為となれば、「自分」という観念が充足を遠ざける。

性充足も婚姻という制度も集団に必要不可欠。「小手先で、何となく上手くいって、ちゃっかり充足できちゃう」なんて都合のいい方法なんて、やっぱり、ない。こうやって、「今まで、どうだったのか?」と徹底的に歴史を見てゆく、サル時代や哺乳類にまで遡って人類の存在構造を解明してゆく、その中で、性・婚姻を集団の課題として取り組める仕組みも考えられるようなるのだろうと思いました。
 
  List
  この記事は 1167 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_92411
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp