収束不全:やりたいことが見つからない
91840 男女関係イメージのバブル化とその崩壊。
 
田村正道 ( 43 京都 建築士 ) 05/06/01 AM04 【印刷用へ
「男女関係の規範が失われてしまった」と言われて久しいが、現在、最先端の意識では、旧い規範に対する違和感よりも「どうしたらいいのかわからない」という意識の混迷状況があるように感じる。
例えば、露店「なんでや」での男女系の疑問は「好きって何?」「彼女がなぜ必要なの?」というような一対の男女関係に対する根本的な疑問が多くなってきた。

ここで言う男女関係の規範とは、私権時代の規範である。
生物として根底的な男女の引力でさえも、生存圧力→私権原理で貫かれた社会においては、(男にとっての)女は私権対象になり、(女にとって)男は私権獲得の手段(生きるすべ)となって、そのフレームに於いて、あるべき「男規範」「女規範」が成立していた。

しかし、生存圧力が作動しなくなり、私権獲得が第一の課題でなくなった現在の状況において、必要なのは、私権闘争活力に替わる活力に基づく規範であることは間違いない。今、多くの人がこれを求めているように思う。

ところが、その答えを探そうとすればするほど、たちまち(映画やテレビドラマなんどの)理想化された一対の男女のイメージに捉われてしまって(非現実感をもちながらも)「やっぱりこれしかない」と思ってしまうのが現状ではないだろうか? 多くの人がそういう意識状況で支持しているとすればその(男女の)イメージは、「バブル」というべきものだろう。(実態と離れても、それしかないという理由て支持され続けるからである)

あらためて、現在の(男女関係)意識の混迷状況は何を意味しているのか?
もう既に、イメージのバブルがはじけてしまって、もっと現実(の意識)に立脚した規範が求められ始めているということではないだろうか?
 
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