企業を共同体化するには?
91839 認識形成の場は私権の現実の数だけある。
 
田野健 HP ( 42 東京 監理 ) 05/06/01 AM03 【印刷用へ
>従って、潜在的な新しい可能性が顕在化して新しい現実と成るためには、古い殻を内側からこじ開け、私権の現実の中を突き抜けてゆく必要がある。だとすれば、新しい演場、とりわけその中核を成す『認識形成の場』自体が、私権の現実(国家や市場)の真只中に乗り込み、内部から私権世界を解体・再統合しながら、突き抜けてゆくしかない。(35272)

この投稿を今から2年前に読んだ時、最後のこの部分(現実の真っ只中に乗り込み突き抜ける!)に非常に感銘を受けたのを覚えています。ただその時は現実の真っ只中とか突き抜けるという言葉に感覚レベルで共感していたのだと思います。

最近認識が深化していく中でこの時の感覚は現実の課題へとどんどん具体化しつつあります。先日のなんで屋劇場の中で最後にこんな話が聞けました。

「半専任という意味は社会統合を仕事にしていくという点で様々な可能性を示してくれている。
例えば社会統合の場に参加する事。
そこで獲得した認識を拡げていくこと。供給者になること。
それを使って自らの所属している企業や集団を変える事。
集団を変えることがすぐに出来ないのならまずはその集団の中の数人でもいいから共認を集めること。

半専任というのは裏返せば庶民感覚が生命線であり、新たな社会統合を実現するには万人ができる条件にしなければ成立しないという事である。誰もが担えるという仕組みを作り出す事が社会統合の過程そのものであるといっても過言ではない。

その時に忘れてはならないのは1点、認識は遊びではない仕事であるという認識、これさえもてばかなりの部分は解決する。そして真っ先に塗り替えなければいけないのが社会の統業(公務)は専業でなければできないという私権時代の固定観念である。」

その気になれば現実の課題、日々の仕事、それをとりまく集団、全てに適応していけるのが新概念であり、構造認識です。
私権社会の真っ只中から突き抜けるというのはまさに当事者として行き詰まっている私権時代の壁をひとつひとつ現実に解決していく事だと思います。
つまり認識形成の場とは人工的に作られたどこか特定の場所の事ではなく今、生きている私権世界の現実の場のことであり、突き抜けていくとは死に体の私権社会を本来の活力を持った共認社会へ導いていく過程のことなのだと思いました・・・・やる事(=仕事)は山のようにあります。



 
  List
  この記事は 35272 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_91839
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
160631 可能性を顕在化させるのは、日々の活動そのもの 匿名希望 07/09/07 AM01
93317 「専任/半専任」は分けられなくなる 木村明子 05/06/25 PM01
92668 格好の投資先 石橋直樹 05/06/14 PM07
92033 「半専任」ありき 倉橋利弘 05/06/04 AM03

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
前夜の意識状況1 答えがないので、課題捨象
前夜の意識状況2 課題を捨象して充足収束=充足基調
前夜の意識状況3 無用となった感応観念(価値観念や規範観念)
観念捨象の実践模索では足りない=観念を必要とする地平
構造認識の現況1 否定意識や自我観念から脱却できない近代人=現代人
構造認識の現況2 特権知識階級の商売道具と化した「構造認識」
構造認識の現況3 既成観念の全的否定
思考次元1 潜在思念の実践思考
思考次元2 否定意識の倒錯思考
思考次元3 本能⇒共認⇒観念の超越思考(構造認識)
全てのネックは「答えを出せない」という一点にある
現代意識潮流と戦略ターゲット
必要意識⇒課題意識には、不全発と可能性発の二通りある!
不全発の『変革の必要』から、実現発の『認識の必要』への大転換
観念パラダイムの逆転1 現実捨象の倒錯観念から、観念捨象の現実直視へ
観念パラダイムの逆転2 現実否定の倒錯思考
観念パラダイムの逆転3 現実とは、人々の意識である
観念パラダイムの逆転5 現実、その下部意識と上部意識
観念パラダイムの逆転6 残る観念は、頭で塗り替えたら終い
観念パラダイムの逆転7 新しい認識だけが、現実を変えてゆく
新パラダイムの点検1 現実の壁を対象化できるか?
新パラダイムの効用1 現実否定の鎖を断ち切って、プラス活力の上昇へ
新パラダイムの点検2 可能性と不全(肯定か否定か)
新パラダイムの点検3 可能性or不全の源を対象化し続ける源泉
社会収束1 評価共認が生み出す同類圧力
社会収束2 私権圧力を超えた外向収束の潮流
新しい潮流8 現実を対象化するための概念装置
『必要か、必要でないか』という真っ当な判断の土俵が出来てゆく
必要か否かの『判断の土俵』が、国家と市場を呑み込み、解体し、再統合してゆく
新しい可能性が顕在化するとは、どういうことか?
新しい『場』は、古い評価指標の洗礼を受けて、はじめて顕在化する
実現の論理
実現論は、易しいけど難しい
行動方針4 まず身近な職場を改革してから、社会をどうするかを提示せよ
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
大衆の期待の変化に応じて統合力も変わってゆく
大衆には、運動を立ち上げる余力が無い→余力を与えられた悪徳エリートが支配する社会
金貸し勢力の弱点と自滅の構造
金貸しと悪徳エリートに止めを刺すのは?

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp