生物の起源と歴史
91649 変化と進化と男と女
 
東努 ( 27 大阪 建築士 ) 05/05/28 PM11 【印刷用へ
男と女がなぜ存在するのか?というテーマについて動物行動学者のWilliam D. Hamilton氏が1980年に提唱した「赤の女王説」という有名な説があります。

男と女 2つの性が存在するのは病原菌などを含めた外的環境の変化により適応しやすくなるため、新型のウイルスなどが出てくるのと同じスピードで、我々自身も変化するために「性」というものをつくって、遺伝子の組み換えが常に起こるようにした。というのがその説の主な内容です。

ルイス・キャロルの童話”鏡の国のアリス”の中で赤の女王が主人公アリスに向かって言ったセリフ
「同じ場所にとどまるためには、とにかく力の限り走り続けなければならないのだよ」
"Now, here, you see, it takes all the running you can do, to keep in the same place."
「もし他のところへ行きたいのなら、その2倍の速さで走らなくていけないんだ。」
"If you want to get somewhere else, you must run at least twice as fast as that!"

という言葉にちなんで命名されたものだそうです。

実際生物は37〜38 億年前地球上に誕生してからの約20数億年間よりも、15億年前雄雌分化してからのほうが遙かに多様な生物を生み出しており、遺伝子レベルでの変化という点では雄雌分化というのは確かに大きな意義があったようです。

しかし私たちはそんな遺伝子レベルでの変化よりも遙かに急速なスピードで変化していく人間の姿を目の当たりにしているように思います。そして、それもまた、「男女」という同類他者の存在によりもたらされている変化に他ならないのだとも思うのです。
 
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